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【十人桐色】#15 トレーナー対談

第6回目の対談となります。今回の対談はF班の矢ヶ部(人文3)・西永(体育2)・池田(体育1)が担当します。

今回は≪学生トレーナー対談≫です!今回参加してくれたメンバーは5人です。

 

〇飯田望見・いいだのぞみ(体育3) 

〇山本隼汰・やまもとはやた(体育3)

〇鈴木博貴・すずきひろたか(体育2)

〇三戸部聡大・みとべそうだい(体育1)

〇吉田二千翔・よしだにちか(体育1)

筑波大学陸上競技部では部員全員が選手で、サブマネ・トレーナーもすべて選手が勤めています。すべての部員が競技者であり運営者という側面を持っています。そんな中、昨年は女子総合優勝・男子第3位という形で全日本インカレを終えた筑波大学。そしてその結果の裏には間違いなく、トレーナー・サブマネの皆さんの活躍があったと思います。

ここからはその影の立役者ともいえるトレーナーの皆さんに更に焦点を当て、感動の裏側に迫っていきたいと思います。

まずは全員で対談をしました。

 

矢ヶ部 -じゃあ初めに、1年生の三戸部くんと吉田さんに、トレーナーならではの難しさとか大変さについて聞こうかな。

三戸部 トレーナー委員会としての最初の仕事が個人選手権(日本学生陸上競技個人選手権大会)だったんです。その時はまだわからないことも多くて、トレーナーステーションにいるのに、何をしたら良いのか、選手に何ができるのかが全く分からなかったです。先輩方に教わって、見よう見まねでなんとか頑張っていました(笑)

吉田  大会では選手のマッサージや救護だけでなく、トランシーバーを使って色々なやりとりも同時並行で進めないといけなくて…。あとは、マッサージなどの練習をする機会もなかなかないので…先輩方は皆さんめっちゃお上手で(笑)、もっと習いたいですね。毎週の勉強会で学んだことも、実際現場では一人ひとりの選手にきちんと効いているのか不安になることもあって。勉強会の後にトレーナー同士で練習することもよくあります。

矢ヶ部 -すごいなぁ、1年のうちからここまで考えて行動しようとする姿勢。後輩の話聞いてどう?笑

西永  やっぱ、「慣れ」って…素晴らしいなと。

一同 (爆笑)

西永  聞いただけでもすごく大変そうなのに、ちゃんと慣れてそれを淡々とこなしてて

三戸部&吉田  いやいや、まだまだです(笑)

鈴木  いやいや、よくやってくれてるよ!

一同 (笑)

吉田  マッサージとかはどこで上達させればいいのかなって。教えてほしいです。先輩方ほんとにお上手なので。

矢ヶ部 (さらっと先輩褒めるのうまいな笑)

飯田  先輩が上手っていうより、「上手く見える」ってのもあると思う。実際本当にマッサージ上手い人ばかりだとは思わないし。いかにどれだけこなしたかじゃない?

鈴木  のぞみさんに言われたことなんですけど、「やってみないとわからない」なって思います。初めはのぞみさんや宮下さん(宮下哲・体育4年)がすごすぎて、「自分がマッサージしてて大丈夫かな」って思ってました。

飯田  うーん…「自分が(マッサージ)やったら選手のコンディション悪くしちゃうかな」なんて気持ちが出ちゃうのもわかるんだけど、そこで何もしなかったら進歩なんてないし。「(友達に)練習台になってよ」ってストレートに言うくらいの気持ちが大事だと思う。

矢ヶ部  委員長のお言葉ちゃんとメモしといてよ〜

一同  (笑)

矢ヶ部  じゃあ次に「(トレーナー・サブマネを)やっててよかったこと」を聞こうかな!

鈴木  一番やっててよかったなと思ったことは、2年の時の関東インカレですね。選手の姿を間近で見られたことです。それまで、(選手は自分にとって)遠くから応援する存在だったけれど、今では選手を間近でサポートできるという実感に変わってて。その時にすごくやりがいを感じました。

矢ヶ部 考えてることがやっぱり違うなあ。自分は競技会委員だけど、競技会の朝に「眠いなぁ」って目を擦りながら仕事に向かうのに(笑)

鈴木  いやいや。一人ひとりに仕事が与えられてて、それをこなしてるのでみんな同じだと思います!

矢ヶ部 すずかちゃん七種(競技)だから、トレーナーにはよくお世話になるでしょ

池田  そうですね。競技的にどうしてもトレーナーさんにはお世話になりっぱなしで。(疲労溜まってて)走れるかなーって不安な時も、マッサージとかをしてもらったら体が軽くなって、「いける!」って気がするし。(サポートが)なかったら、疲れ切って競技自体終えることができないです。

山本  混成競技の選手はそうなっちゃうよね。

矢ヶ部 筑波大の競技会でもずっとマッサージしてくれてるよね。

山本  そうそう。特に禅(河野禅・混成3年)とかね。笑

矢ヶ部 禅は(長距離の後とか)倒れちゃうもんなあ(笑)

一同 (爆笑)

矢ヶ部 俺、前にセット走終わりの禅のスパイク脱がせてあげたし(笑)死にそうな声で「靴脱がせて…」って言ってきたから。

西永  (十種競技)最後の1500mの後とかきつすぎてキレてる感じじゃないですか? (笑)(みんなが)『わぁ、禅怒ってる…笑』みたいな笑

一同 (笑)

矢ヶ部 今回のコラムに禅の1500の写真載せたいなぁ笑

 

矢ヶ部 -じゃあ最後に、去年の全日本インカレを終えて、その結果の裏にはトレーナーの役割が大きかった部分もあると思ってるんやけど。委員長どうですか?

飯田  去年の全カレはほんとにすごい成績で、裏で見ててすごくびっくりしたのを覚えてる。でも私たちがやってたことに変わりはなくって。トレーナーの仕事ももちろんだし、運営とか準備とか、それ以外の仕事を淡々とやったって感じ。だから、「これがあったから全カレでみんなが力を出せるように私たちもサポートできた」なんてことはなかったかな。選手のみんなの姿を見て、「私たちも負けてられない」って思えたし、だからこそ朝早く起きることだって苦にはならなかった。

西永  めちゃくちゃかっこいいです!

矢ヶ部 これだけやってるのに謙虚やなぁ、さすが委員長だな。

飯田  自分が楽しいからやってるって感じ。

矢ヶ部 それが一番大事なのかもね。好きだから頑張れる。ちなみにインカレ中朝は何時起きなの?

飯田  人にもよるけど…インカレ期間中は4時半とか?

一同  …。(感心して言葉が出ない)

飯田  なのでインカレ中はカフェインの差し入れがあると嬉しいです!笑

矢ヶ部 なにがいいの?

飯田  RedBullMonsterEnergyだと荒川(荒川大暉・体育2年)あたりが喜ぶ!

一同 (笑)

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ここからは学年ごとに別れて対談をしました。同じ学年だからわかること、同じ学年なのに知らなかったこと。個人個人にスポットを当てる「十人桐色」ならでは対談でした。

まずは、3年生から。

  

矢ヶ部 -はやたが競歩を始めたきっかけは?

山本  もともとはチームとして初の都大路出場を目指して、長距離をメインにやってたんだよね。だけど高3になって最後のインハイ路線直前に疲労骨折してしまって…

その時にリハビリとしてずっと練習していた競歩で全国を目指してみようと思ったのがきっかけ。筑波大学に入る際も専門種目を競歩と長距離で迷ったんだけど、これまでの経験や記録をどちらで活躍出来るかを見極めて競歩を選んだ。

矢ヶ部 選び方すごく賢いなぁ…自分を構成する色んな要素を見極めて物事を判断するって難しいのに。ちなみに指導者はいたの?

山本  専門的な知識を持つコーチはいなかった。ただ競歩を専門にしている同級生がいて、顧問の先生が彼と一緒に学んでくれていたから、(競歩をする)環境はあったな。

矢ヶ部 すごくいい先生だな!(選手が学ぶ環境大事よなぁ。心あったまるわ…笑)

矢ヶ部 -のんちゃんはどうしてヨンパ(400mH)?笑

飯田  もともと短長をやる予定はさらっさらなかったんだけど(笑)、中学の顧問の先生に「お前はいつかヨンパやる」って言われてて。その後入学した高校の先生にも同じこと言われて、試しに出たわけ。最後の直線で撃沈した割にタイムは意外と良くて。けどもっといけたでしょ!って思って。その後北海道予選をもう少しのところで逃してしまって火がついた感じ。それがヨンパとの出会いかな。

矢ヶ部(これは先生2人にうまく乗せられた感じやな…笑)めっちゃ負けず嫌いやな笑

飯田  うん!(←ここ強調してました笑)悔しいと思ったらとことんのめり込んじゃう。今となっては(やられた…)って感じだけど。

 

矢ヶ部 -じゃあ最近ハマってること教えて。

山本  最近というかずっとなんだけど、チョコです(笑)

矢ヶ部 おお、はやたのチョコ好きはもうかなり有名だよね。

飯田 「チョコといえば」って感じよね(笑)

矢ヶ部 けんたろう(薄田健太郎・体育3年)とかがチョコの写真(SNSに)載せてたらほぼそこにはやたいるもんね(笑)

山本  確かに。最近も載せてたけど、あれ俺が教えたチョコ(笑)

飯田&矢ヶ部(爆笑)

矢ヶ部 チョコの魅力教えてよ

山本  普通は【チョコ=甘い】っていうイメージばかり持ちがちだけど、実はチョコって奥深い。産地とか気温、降水量によって風味が変わってくる。酸味の強いベリー系、ナッツの風味のもの、カカオの香りが強いもの…そういった違いを感じるのが楽しいんよね。コーヒーと似てる。生産地も同じものが多いしね。

(字数の関係で以下省略)

矢ヶ部 のんちゃんは?

飯田  パン屋さん巡りかな(※これも陸上部界隈では有名です)

矢ヶ部 休みの日に結構まわってるんだっけ

飯田  半日以上空くときはそうだね。チャリでばーって(笑)片道2時間以内なら行けるタイプ。

山本  すげぇ(小声)

矢ヶ部 2時間あったら東京行けるやん!

飯田  それは無理だね(苦笑)

矢ヶ部 (すみません)

飯田  つくばは「パンの街」って言われてるからね。パン屋さん多いよ。

山本  確かに、この辺多い気がする!

矢ヶ部 (のんちゃんが筑波大学志望したのパン屋さんが多いからってのもありそう笑)

飯田  パンも種類があって、有名なのだとフランスパンとかドイツパンとか…

山本  国によっても違いあるんだね

矢ヶ部 最近おすすめのパン屋さんは?

飯田  春日3丁目の「ekmek」おすすめ。日替わりですごくおいしい!

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自分の競技を始めたきっかけも筑波を選んだ理由も様々でしたが、仲の良さが伝わってくる笑いの絶えない対談でした!

 

次は2年生。

 

(※入学当初、鈴木が卵焼きが好きといったため、西永は鈴木のことを「たまちゃん」と呼んでいます。)

 西永  じゃあ、まずは基本的なことから聞こうかな。-たまちゃんはいつも笑顔だけど、疲れないの?

鈴木 え!うっふっふ(満面の笑み)

質問が唐突すぎるよ~(笑)(その通り。全く基本的な質問ではない。)

う~ん(笑)いつも笑顔かな~?(笑)けど、悲しい時とか表にださないかも。

西永 え!!なら先生に怒られてるときも笑っちゃってる?

鈴木 あ~あるね(笑)うふふふ(笑)

西永 ははは(笑)いいと思う(笑)(よくない)

西永 真面目な質問しようかな。たまちゃんは何でトレーナー委員に入ったの?

鈴木 チームの役に立ちたかったから!大変なこともあるけど、サポートできることにやりがいを感じているよ!

西永 えらい!たまちゃんの頑張りはよく聞いてるよ!トレーナーの仕事も陸上も頑張ってるんだね。すごいな~~。26年ぶりの箱根駅伝出場を果たしたけど自分自身、変わったことはある?

鈴木 もちろん!仲間の頑張りに刺激をもらって、自分も頑張ろうと思ったね!

けど、「トレーナーの仕事も陸上も」っていってくれたけど、実を言うと、大学きて全く結果がでなくてうつになりかけてたんだ。

だから、余計周りと比べてしまって、自分なんて・・・って、いつも思ってた。

(たまちゃんの笑顔が消える)だから、今はちょっと休みをもらってるんだ。

西永 そうだったんだね。わかるな。自分も結果がでなくて悲しくなることはあるから。

-休みをもらって、気持ちの変化はあった?

鈴木 うん!それまでは、もう走ることが嫌になってたけど、休んでから他のことをしてたら、やっぱり走りたい!って気持ちが強くなった、自分は走ることが一番好きなんだって。離れてみて、大切さに気づいたね。

西永 なんか恋人みたいな言い方だね(笑)前向きな気持ちになってて良かった!

そうだよ!もう恋もしてさ!人生楽しもう!ちなみに、どういった人がいいの?(笑)

鈴木 え~~(笑)やっぱり性格が大事だね。

西永 うんうん性格大事だよね!まあ、それはおいといて(自分から言い出したのに)

今までそういった挫折は味わったことなかったの?

鈴木 そうなんだよ。中一から陸上始めたけど、いつも陸上と勉強で自分を支えられてたんだ。でも今思えば、「先輩みたいに速くなりたい」、「あの人に負けたくない」って、いつも周りと比べてた。それがだめだったのかな。

西永 それもいいことだよ。けど、たまちゃん。上を見すぎだし周りもみすぎ。NOウォッチ!!自分を見て!小さなことから少しずつクリアしていこうよ。例えば筑大競で一番とるとか、練習でもいい。乗り越えれそうなものから少しずつ挑戦して自分に自信を持ってほしい。私にもいえることなんだけどね(てへ)

鈴木 そうだね・・・。ありがとう・・・。(感動の目)

西永 たまちゃんが心から笑える日が来ることを待っているよ。

鈴木 ありがとう・・・。

まさか、唐突な質問からこんな感動の締めくくりになるとは思ってもみなかったよ・・・。

西永 うん、私も。


プライベートな質問から心から考えさせられる内容までじっくりと対談できました。

最後は1年生。

   

 

 

池田 – 入学して一年が経ちましたが、なんで筑波大学に来ようと思ったのですか?

吉田  高校二年生の時に、体育の勉強をしたいと思って国立で考えた時に筑波がよかった。

あとは、高校で陸上辞めるつもりだったけど、高校三年生で結構良い記録が出て、『いけんちゃう〜』ってちょっと調子に乗って(笑)筑波大学なら伸びるかなと思って、、

三戸部 俺は、両親が筑波の体専出身で小さい時から筑波に関わる機会が多かったのと、中学校の時に良い先生方に出会って、『自分もこんな先生になりたいな〜』と思って。それで、体育の先生になろうと考えたら筑波が一番いいかなと思って筑波に来た!

 

池田  -二人とも一人暮らしで、実家暮らしから変化は大きかったと思いますが、生活には慣れましたか?

吉田  ちょっと慣れすぎて怠けちゃう(笑)春は、自炊・洗濯もめっちゃ頑張ろう!って感じだったけど、秋から慣れが生じて手抜きができるようになっちゃったかな〜。

池田 それも大事大事!手抜きも大切だよ〜。

三戸部 大事だよね。俺は、一人暮らしすごい満喫してる!四人兄弟の長男で家族が多かったからそこから一気に自由な時間が増えて、自分でなんでも好きなことができる様になったかな〜。

池田&吉田 めっちゃ長男ぽい!

 

池田  -生活には二人とも慣れてきた様ですが、オフの日には何をしていますか?

三戸部 友達とでも一人ででも映画をよく見にいくかなー。全然一人でもいける!

池田  私も一人好きだな〜。

吉田  私も!あとは、アマゾンプライムで色々見てるかな。それか、一年の跳躍女子でカラオケも行って喉潰れるまで歌う!

三戸部 俺も中距離の一年生でボーリングとかよく行くよ!

池田  -同期の話が出ましたが、二人にとって同期とはどういう存在ですか?

吉田  心が休まる場所。こんなにも気が休める友達ができると思わなかったな〜。家族並みに素を出せる!

三戸部 真面目な話もできるし、ふざけたこともできる関係。メニューが違う時でもみんなが頑張っているのを見ると、頑張らないとって思えるし負けてられないと思える!刺激をもらえる存在。

吉田  筑波に来てから周りの意識が高いから、、

三戸部 周りの当たり前が高いから自分も一緒に上がっていけるよな。

池田  すごい良い関係だね。

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入学してから一年が経ち、高校の時とは大きく環境が変化した二人ですが何事も前向きに楽しんでいると感じました。このポジティブさや明るさを武器に、これからも更なる活躍をしてくれると思います。また、高め合い支え合える同期、いつも優しく強く私たちを引っ張っていってくださる先輩方、そして筑波大学陸上競技部というチームは素晴らしいし、何と言ってもかっこいいと改めて実感しました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は表立って活躍する選手たちを裏から支える学生トレーナーに焦点を当て対談をさせていただきました。学生トレーナーやサブマネの活躍は目に見えたり、誰かに表彰されたりしてもらえるものではありません。しかし、チームにはなくてはならない存在である彼らにも注目していくことでチームとしての絆も強まるのではないでしょうか。皆さんもぜひご注目ください!

 

今回の対談を企画・実施してくれたF班のメンバーです。

次回の対談もお楽しみに!