こんにちは!中長距離ブロック、生物資源学類4年の今美里です。温泉が有名な群馬県出身です。
全日本大学女子駅伝を目前に控え、十人桐色の執筆機会をいただきました。最後の全日本でエントリーに入れていただき、自分の思いを知ってもらえる機会をいただけて嬉しいです。
私はこの4年間で、裏方(タイトルが「裏側」なので、選手以外の応援・サポートを「裏方」と表現させていただきます)と選手の両方を経験してきました。そんな私が見えるようになった、チームの姿について書こうと思います。
まずは自己紹介させていただきます。
主要勤務歴(!)
2023年 筑波大学生命環境学群生物資源学類入学、陸上競技部に入部、同年運営執行部に配置!
2024年 3000m障害に挑戦し、関カレ標準突破後右膝骨挫傷!
2025年 フランスにて半年間の留学を遂行し、帰国!
2026年 全日本大学女子駅伝エントリーメンバーに入隊(?)
(言葉に違和感があるのは、某人気ドラマのセリフをやりたかっただけです、、)
こうして振り返ると、決して順風満帆な競技生活ではありませんでした。インカレで活躍することはできず、スタンドから応援していた時間がほとんどでした。授業や実験との両立には常に悩みましたし、故障する度に、競技を続けている理由がわからなくなることもありました。また、将来のために留学も諦めきれず、3年時には半年間、海外で生活しました。
どんどん記録を伸ばしていく仲間を裏方で支えながら、故障で振り出しに戻ったような気持ちになり、何をしているんだろうと劣等感を抱くこともありました。そんな中で、裏方としてチームに貢献できることを探していました。
けれど、競技者として走るだけではなく、学業との両立に悩みながら、運営やサポートとして裏方に回り、故障によるもどかしさと闘い、留学でチームを離れ…そうやって様々な角度から部を見てきたからこそ、見えるようになった景色があります。
1本のたすきをつなぐ裏側には、タイムを計測してくれる人、何箇所にも移動して声をかけてくれる応援団、広報、補助員、そして「走りたい」という悔しさを呑み込みながらサポートに徹してくれる仲間の姿があります。さらに、1年を通してこの駅伝のためにマネジメントしてくれる部員、PM・給水など、普段からたくさんの方々の支えがあってこそ、私たちはたすきをかけることができます。
裏方を経験している時の私は、「自分は本当にチームのためになっているのだろうか」と不安を抱きがちでした。でも、選手から「ありがとう」と伝えられた時、自分の心が救われ、チームの一員になれた気がしたのを覚えています。
だからこそ、走る側になった今、改めてそのことを実感しています。
4年間を通して見てきた裏方の景色を知っているからこそ、たすきをかけた時、走りで貢献できる喜びを感じます。そして、チームのために走る覚悟と勇気が湧いてきます。

もう一つ。こうやって色々な立場を経験してきたこともあってか、勉強との両立について相談を受けることがあります。頼ってもらえるのは嬉しいですね。
私も知りたいが正直な答えですが笑、今の私なりのベストアンサーは、体も心も健康でいることです。
日々のトレーニングに加え、部の委員会、学業、一人暮らし(これが意外と大変)、アルバイト…。筑波大学陸上競技部には真面目な部員が多く、頑張りすぎてしまうこともあると思います。私自身、無理を重ねて体調を崩すことがありました。
だからこそ、まずは自分のキャパを見定めて、時にはうまく妥協してください。休むことも一つのスキルだと感じています。
競技生活が順調な部員、紆余曲折している部員、サポートに情熱を注ぐ部員、学業と一生懸命両立する部員。色々な人がいて、お互いの立場や苦労をリスペクトし合えることが、筑波大学陸上競技部ならではの強さだと感じています。
今週の日曜日、10月25日に全日本大学女子駅伝が開催されます。
裏方で知った感謝、遠回りで得た経験、一緒に練習してきた仲間への想いをのせて、筑波大学のたすきを誇りをもってつなぎます。
しっとりとした文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
最後に、これまで私の競技生活に関わってくださった指導者の方々、チームメイトをはじめとする皆様、そして何より、いつも一番近くで支えてくれている家族に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
