日本IC2022 注目選手【フィールド編】

 9月9日から9月11日の3日間、第91回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が開催されます。今回の舞台は京都・たけびしスタジアム、弊学からは出場校最多となる82人がエントリーしています。その全員が注目すべき存在であることは間違いありませんが、その中でも特に注目していただきたい選手たちを、トラック編・フィールド編に分け紹介します。今回はフィールド編。

 


 

【連覇・二冠狙う大黒柱】

 

髙良彩花(体育4)〈女子走幅跳・女子三段跳〉

 言わずと知れた注目選手。今季はセカンドベストとなる6m38をマークしており、4年ぶりの自己ベストに向け視界は良好。4年間の集大成となるこの大会を楽しみながら、同競技史上10人目となる連覇に挑む。

 また、昨日本インカレの三段跳では2位に終わっている。念願の二冠を達成し、「勝ってこそ」の主将がその背中でチームを鼓舞する。

 

 

 

 

古澤一生(体育2)〈男子棒高跳〉

 男子棒高跳の筑波大記録5m52を持つ古澤も、連覇を狙う選手の一人である。

 日本高校記録5m51を引っ提げて入学した昨年は、筑波大競技会でその自己記録を1cm更新し、筑波大記録保持者に。更には日本インカレで1年生ながら優勝、世界を見据えるその実力の片鱗を見せた。期待の新人からチャンピオンへ。重圧を跳ね除け、ライバルを打ち破り、渾身の跳躍を見せる。

 

 

 

【世界を知ったゴールデンルーキー】

 

渡邉希(体育1)〈男子走幅跳〉

 宮城・仙台西高から入学した今年、6月に行われたU 20日本選手権にて自己記録を一気に38cm更新する7m85をマーク。大会記録で全国初タイトルを手にし、U20世界選手権も経験した。資格記録では7位にあたるが、まだまだ発展途上。掴んだ自信を胸に、大舞台でさらなる輝きを放つ。

 

 

 女子ハンマー投に出場する渡邉ももこ(体育4)は、これまでの日本インカレで3年連続準優勝を果たしている。関東インカレ初優勝の勢いそのままに、学群生最後となる今大会を念願の初優勝で飾りたい。

 

 

 女子円盤投の西山藍那(体育3)は昨大会で6位入賞、今大会の資格記録でも10位に名を連ねている。自己記録タイをマークしている今年も、資格記録5位のアヒンバレ ティナ(M1)と共に表彰台を目指す。

 

 紹介しきれなかった注目選手が他にも多数。フィールド競技が筑波の躍進を牽引する。

 明日のトラック編をお楽しみに!

 


文責: 短距離障害ブロック2年 古澤慎也