『色んなことが陸上競技に繋がる』
初めまして。跳躍混成ブロック幅パート5年の松岡修平と申します。
今回コラムを担当させていただきます。依頼を受けた時はそんな分不相応なことある?と思いましたが、自分を知ってもらう良い機会と捉えて書かせていただくことにしました。
まずは自己紹介をさせていただきます。私、三重県の高田高校出身、現在医学群医学類5年生の23歳(1浪)です。平日は実習生として附属病院等で手術見学したりしてます。(現在コロナで休止中)
陸上選手としては、幅跳びをしています。昔は走高跳をメインにしていました。大した成績を残していませんが、5、6年生でも競技を続け、結果を出すため励むつもりです。
ここまでの成り立ちで私は『医学』『浪人』『種目トランスファー』を兼ね備えていますが、それらの十人桐色対談には呼んでもらえませんでした。そのことをインスタグラムでネタにしていたら後輩である吉岡美玲から今回のお話をいただきまして、気を遣わせてごめんという気持ちです。
今回私がコラムを書こうと取り組んでいる現在、コロナ感染が広がり緊急事態宣言が出され、筑波大学でも部活停止となっている状態です。試合も当分なく、もう一度冬季練習か?でも練習場所を確保することすらできない、などと全国の選手が途方に暮れているかと思います。
そんな時だからこそ、色んなことに挑戦するといいんじゃないでしょうか。なぜなら「色んなことが陸上競技に繋がる」と思うからです。私自身がそう感じる例を挙げて話していきます。
皆さん、趣味はお持ちでしょうか。ボーリング、スマッシュブラザーズ、携帯ゲーム等何かしらありますよね。ちなみにこれらは私の趣味ですね。
ボーリングみんな少しはやったことありますよね。私も大学に入るまでは、4、5回くらいやったことあるなーくらいでした。今はマイシューズを持ち、ハイスコア267と少しだけ成長しています。一回ROUND1行ったら5時間くらいかけて20ゲームとか投げます。びっくりしますよね。腕が持たないでしょって。普通の人だったら絶対に持ちません(やる気が)。だって、ただピンに向かって10〜20回×20ゲーム、ボールを投げるだけです。
ここで、投擲の人なら「あれ?俺らと一緒じゃね?」なんて思っていただけるのではないでしょうか。跳躍も「俺らも何年もかけて走って跳ぶを繰り返してるだけだなあ」と思います。
「ボーリングって陸上だ」
これはよく一緒にボーリングに行く、とても純粋な同期がよく言うセリフです。馬鹿だなあと思う人も多いかと思いますが、僕も馬鹿だなあと思います。しかし本当に共通点が多いとも感じています。皆さんが納得行くようにお話しますね。
→ボーリングの構成成分としては、助走と投擲です。まず、助走についてですが、助走距離はある程度縛りがあります。その距離に収まる範囲で歩数を決める所から始めます。
助走歩数が決まってない跳躍選手なんていません。素人はなげる手前でちょこちょこして助走の勢いをなくして投げるので投球スピードが出ません。また私は助走の際重心を少し低くした方がスムーズに投げることが出来る、といったこだわりすらあります。
助走後半から腕を後ろに引いて準備します。準備に入るまでの歩数も決まってて、跳躍の助走最後重心を下げて踏み切る感覚に似ています。そして、毎回同じ力加減で投げます。そうすれば毎回球は同じ曲線を描き、真ん中のピンに当たります(当然カーブ)。
そんなこと言うんだったらお前は毎回ストライクなのか?って聞かれると、やはりそうじゃありません。それはメンタル的な問題であり、ストライクが続いている時などは特に緊張していつもの動きができないからです。←
長々ボーリングについて話して本当にすいませんでした。わかっていただけたでしょうか。これを聞いて、「ほんとだ!」「そりゃそうじゃね」「そんなことない」など感じ方は様々かと思います。
でも、これを私が言わなかったらボーリングが陸上競技に繋がるかどうかなんて誰も考えませんでしたよね。そんな風に、日常生活で陸上競技に通ずるものを素通りしている可能性が十分にあるのではないでしょか。
皆さんは、部活で練習する時「このメニューはこういう効果があって、こういう風に結果に繋がるからやろう」って考えて練習すると思います。意味を考えて練習するからこそ価値のある練習になる。それを部活だけじゃなく色んなことに当てはめて考えてみませんかという提案でした。
ほとんど私の趣味の話で稚拙な文章だったと思いますが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、私の趣味に付き合いたい、私を自分の趣味に付き合わせたいという人応募してます。一緒に遊びましょう。
〇今日のコラム〇
松岡修平(まつおか しゅうへい)
医学群医学類 5年
三重県出身
高田高等学校
跳躍混成ブロック 走幅跳パート