体力測定

 

私たち筑波大学陸上競技部中長距離 ブロックでは,身体の運動生理学的能力を科学的に把握するために,年に3回ほど,最大酸素摂取量や最大血中乳酸濃度 の測定を行っています.

今のこの時期においては,冬期トレーニングの成果の確認や,トラックシーズンに向けて準備段階である現在の状態を知ることを第一の目的として,測定を行っています.この測定の結果と,行ってきたトレーニングを同時に振り返ることで,今後のトレーニング内容を決定していく材料としています.順調にトレーニングを消化できてきた人と,そうでない人とコンディションにややバラつきはありますが,個人個人がそれぞれの目標に向かって,トレーニングを継続して行っていきたいと思います.

今行っている測定に関して,中長距離ブロック全員の測定はまだ終わってはいないのですが,先日,松村コーチの実業団時代のチームメイトであった徳本一善選手(モンテローザ所属)と佐藤悠基選手(日清食品グループ所属)が測定をしに来てくださいました.普段私たちは,お互いがお互いの測定の様子を見にいくことはあまりないのですが(興味がないわけではありませんが…笑),今回は日本屈指のトップランナーが測定に来られたということで,測定しているところを見学させていただきました.細かい数値に関してはここでは言えませんが,日本トップレベルの走りを目の前で見させていただけたことは本当に刺激的で大変勉強になりました.憧れだけで終わらないように,私たちも努力を重ねていきたいと思います.

以下、徳本選手、佐藤選手の測定の様子です。