【十人桐色2026】#19「忍耐とは?」小松夕夏

こんにちは。

今回のブログを担当します。中長距離ブロック4年の小松夕夏です。

軽く自己紹介をさせていただきます。佐賀県唐津市出身、唐津東高校から筑波大学にやってきました。唐津は海山川みたいな感じで、自然がいっぱいできれいなところです。ぜひ遊びに来てください。ちなみに、こんなにたくさんの人がいる筑波大学陸上競技部ですが、在籍した4年間で佐賀県出身者は私だけでした。来年度は誰か佐賀から来てくれるといいなと思っています。好きなことはお昼寝、苦手なことは整理整頓です。こんな私ですが、中距離ブロック女子パートのパート長、そして女子駅伝主将を任せてもらいました。

 

唐津東高校のユニフォーム

 

さて、本題のブログに入っていこうと思うのですが、みなさんは「何のため」に陸上をやっているのか考えたことはありますか?私は、突き詰めれば「自己満足のためだと思っています。自分の意志で筑波大学陸上競技部に入部し、時間とお金を割き、きつい練習にも耐えているわけです。その先に、決して満足する結果が待っているとは限らないのに。

けがをして走れない時、よく何のために走っているのかを考えていました。練習はきついのに、なんで「まだ走りたい」と思うのか自分でも疑問でしたし、けがが長引いても不思議と陸上をやめたいとは思いませんでした。

きっと、私は自分に賭けをしながら陸上をやっているのだと思います。きつい練習に耐え、結果を残している自分に期待して、たくさんの時間とお金を賭けている。この賭けのいいところは、自分の努力次第で結果を好転させうるということです。そう考えられるようになってから、未来の自分にわくわくしながら練習に取り組むことができるようになりました。

お気に入りの写真(楽しそう)

 

この1年は特に、自分への期待が大きかったと思います。4年生としてインカレで結果を残すこと、駅伝で結果を残すこと、いいタイムを出すこと。だけど他人からの期待というより自分からの期待の方が大きかったし、プレッシャーというより楽しみ!という気持ちの方が大きかったように感じます。不思議なことに、できる!と思ったらできるし、できないと思ったらできないことが多いです。練習も積めていましたし、練習に裏打ちされた自信みたいなものとわくわく感で大学ラストのシーズンはやってきました。大学生になってから忘れかけていた、強気に走る自分が戻ってきたように思います。

 

終わりよければすべてよし、ではないけれど、4年間は総じて良かったな、頑張れたかな、と思っています。1500mを頑張りたいと思って入部したような気がするけど、いつのまにか3000mSCをしてたり、レース中に障害に激突したり、水濠は全部両足着地だったり、長い距離は今でも苦手だけど、駅伝では3回くらい最長区間を任されたり、インカレで2回連続9位になったり、駅伝を走れないときがあったり、インカレで表彰台に立ったり、駅伝でシード権をとったり。今思えば全部いい思い出です。本当に「満足」です。

水濠(この後両足着地する)

 

と、ここまで書いてきましたが、私がこんなに走れるようになったのは、走れなくとも努力をし続ける同期、負けるわけにかいかないというプレッシャーを与えくれた後輩、「もっと走れるって」といって指導してくれた先生、ほかにもたくさんの人のおかげです。インカレでの応援は本当に力になるし、同時に責任や覚悟も生まれます。応援の前を何度も通れる種目をやっててよかったと思います。そして駅伝では仙台まで大集団が応援に来てくれます。これは本当に自慢です。筑波の応援が冗談抜きで一番多くて、きつくてもきつくても応援がいたから頑張れました。

 

レース前に先生から背中をボキボキしてもらう

 

また、パート長・女子駅伝主将として背中で引っ張ること、一番に結果を残すことを考えてきましたが、結局はチームメイトの頑張りに押し上げられて自分自身も頑張れたのだと思います。駅伝は、本音を言えばこのチームでまだ上にいきたかったという思いがありますが、来年再来年、優勝を目指して頑張ってほしいと思います。これまで私にかかわってくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 

最後に、私が大切にしている言葉を残しておきたいと思います。

「評価は他人がするもの」

自己評価は自分の内にとどめ、他人からの評価を謙虚に受け止めること。自分を評価してくれる人を大切にすること。自己評価ももちろん大切ですが、他人からの評価は自身を客観的に見るために必要不可欠です。他者評価を謙虚に受け止められると、言い訳をごくりと飲み込むこともできます。

「忍耐とは、希望をもって耐えること」

これは中高と指導してくださった恩師の言葉です。いまだにこれといった解釈は見つけていませんが、この1年はこの言葉のような忍耐ができたのではないかと思っています。解釈は人それぞれだと思います。きついだけじゃない、自分が納得する忍耐の意味を探してみてください。

 

卒業後は実業団に進むことにしました。またどこかで走っている姿を見ていただけるように頑張りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

中長距離ブロックの同期たち