【副主将ブログ】Pick Up選手!!! ② 「川瀬宙夢(3000SC,10000m~)」

お久しぶりです。

教育実習を終えてやっと一息ついた男子副主将の川村直也です。

 

関東インカレでは、男子は悔しい結果に終わったものの、女子が総合優勝杯を奪還し、陸上競技部員の努力が片方実った結果となりました。

全日本インカレに向けて、男子は女子から多くを学び、女子は一段と気を引き締めていかなければなりません。日々精進していきます。

 

さて、今回の副主将ブログは前回に引き続き、「Pick Up選手!!!」を紹介いたします。

 

Pick Up選手第2弾はこの人!

中長距離ブロック長距離パート4年の川瀬宙夢Pick Upです!

前回の薬師寺に引き続き(わざとではありません)、医学群と体育会陸上競技部に所属する文武両道を突き進む男です。

大学に入学し、着実に実力を身に着けてきた川瀬。その成長の秘訣は一体何なのか。

ということで以下インタビュー内容です。どうぞ!

 

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  <プロフィール>

名前:川瀬 宙夢(かわせ ひろむ)

所属:医学群、医学類

出身:愛知県・刈谷高校

自己ベスト:9’01”40  今シーズンベスト:9’11”33

 

 

筆者(今回は 川瀬 と分けてわかりやすくするため、筆者 と表記いたします)

「忙しい中、インタビュー受けてもらってありがとう! 早速やけど、今季のシーズンベストとここまでの感想を教えてもらっていい?」

 

川瀬

「シーズンベストは9’11”33だね。2月中旬~3月中旬まで怪我してて、全く走れなかったからなぁ。でも、4月は3回試合に出れて、再発することもなく、練習としてしっかり走れたからそれはよかったかな。」

「そこから、関カレ前の強化練に入った。今までで一番攻めた練習計画だったんだけど、しっかりこなせたんだよ。後は、怪我してた時に基礎を固めて、1段階レベルアップしたと思う。だから、関カレの状態は過去1番に良かったんだよね。でも、関カレは悔しい負け方したなぁ。」

 

筆者

「俺も結果見て悔しかったわ。まじか。。。って。もしよければ、関カレの感想を聞かせてくれへん?」

 

川瀬

「関カレでの目標は『入賞』することで、そのためには、予選・決勝2本とも9分切りでえなきゃいけないと思って、ボリュームのある練習をこなしてきた。当日は調子もかなり良かったから、どんな展開だろうと予選は通る力はあると思ってたんだよ。ラスト3周で集団が5人になって、なんとかついていってたんだけど、ラスト200mで脚が動かなくなって、ラスト50mでかわされた。。。悔しかったなぁ。」

 

筆者

「それは悔しいなぁ。中長距離は短距離よりもコンディションとか展開で波乱が起こりやすそう。難しいなぁ。」

「関カレが終わって、今後の目標は?」

 

川瀬

「選手個人としては『全カレ入賞』だね。長距離パート長としては『 全日本大学駅伝予選会 と 箱根駅伝予選会 突破』したい。長距離だと全カレと駅伝予選会、両方に合わせるのって難しいんだよね。笑 全カレにピークを合わせると駅伝予選会はガタガタみたいなことあるから。笑 でも、俺はうまくやって両方でしっかり結果を出したいと思ってる。」

 

筆者

「そもそもトラックと駅伝やったら距離が全然違うのに、インカレの近くに駅伝の予選かいあるよな。ピーキングが難しそう。それを両立させようなんて、、、かっこええわ。」

「もうすぐ全日本大学駅伝予選会(6/30)があるけど、ずばり目標は? 後、チームの状態はどんな感じなん?」

 

川瀬

「全日本予選会の目標は、チームは『8位以内で本線の出場権を獲得すること』、個人は『組で16番以内』だね。今年は10000mのアベレージもかなり上がってきてるし、ピーキング次第で可能性は大いにあるよ。去年は直前の記録会でタイムを出しに行かなきゃいけなくて、本番うまくいかない人が多くて。。。でも今年は、冬の間にタイムを出しておけたから、予選会本番に向けて練習を積んでこれた。ランキングは18番だけど番狂わせ起こすよ!」

 

筆者

「それは楽しみすぎる!期待させていただきます!」

「箱根駅伝予選会に向けてはどうなん?」

 

川瀬

「今年はシーズン前にミーティングをして、箱根駅伝常連校のアベレージタイムと、その人たちの500010000のアベレージを出して、それを前半シーズンの目標タイムにしたんだ。早めから駅伝を意識できるようにね。」

 

筆者

  「関カレに向けた練習計画でも思ったけど、早めの目標設定と逆算した準備がきちんとできてるよなぁ。やっぱり医学群は準備がきちんとできてるな。参考になります。笑」

 

「ちなみに、宙夢個人として全日本大学駅伝予選会に懸ける思いはある?」

 

川瀬

「駅伝をやりたくて、わざわざ駅伝の強い関東の筑波大学まで来たから、頑張りたい思いは人一倍強いよ。本選は地元で行われるから、凱旋レースしたいな。笑」

「後は、箱根と違って院生が出場できるから、お世話になった院生2人と頑張って、本選で襷を繋ぎたい思いも強い。二人はもう箱根は目指せないから。1個上の先輩たちの頑張りで去年14年ぶりにまた予選会に出場できるようになって、2個上の才記さん・3個上の吉成さんと出場できる、この4世代にまたがった思いを叶えられる大会なんだよ。」

「そして、『筑波はスピードだけ』ってイメージも覆したい。この予選会でジャイアントキリングを起こして、箱根駅伝予選会に向けての、ブレイクスルーポイントにできれば、筑波大学の未来を切り拓いていける大会になると思う。勢いをつけて、箱根駅伝予選会前の合宿に向かいたいな。」

 

筆者

「凱旋レースになるんか!それは地元の人も喜ぶし、何よりかっこいい笑 まじで頑張ってほしいわ。。。」

「そういえば少し話に出たけど、なんで筑波大学で、しかも医学群に進学したん?体育会陸上部に入りたかったら、多くの人はまず体育専門学群が浮かぶと思うんやけど。。。」

 

川瀬

 「小学生の時にワールドカップとかプロ野球を見て、スポーツの大舞台っていいなぁと思ったんだよね。でも、俺の身体能力じゃ選手は無理だなと思って。。。でもそういう人には関わりたかった。それで調べて見ると、トレーナーって職があって、金メダリストの横に並んでサポートできるならいいなぁって。」

 

筆者

 「なるほど。でも、トレーナーなら柔道整復師とか鍼灸師とかの専門学校じゃないの?後は指導者になるとか。」

 

川瀬

 「医師免許って、そういう資格は全部含んでるんだよ。最強じゃんって思って。笑 後、指導者は金メダリストを育てる人じゃん。でも俺は、横に並んで一緒にトップになりたかったの笑 だから将来はスポーツ整形外科医になって、日本代表とかのチームドクターとかになりたいね。」

 

筆者

 「宙夢かっこええなぁ。笑 応援してるわ!!」

 「最後に、大切にしてる言葉とか理念とかあったら聞きたいな。」

 

川瀬

 「『可能性を模索し続ける』ってことかな。一つの問題に対して、解法をたくさん出せるのが頭の良さだと思うんだよ。常日頃から視野を広げて、いろんな情報を手に入れておくと、問題にぶつかったときに自分の持ってる情報で対処していけると思う。」

 「ただ、その問題に対して本当に回答は一つしかないのか、将来どんな問題が現れるか、とかを常に色んな方向から考え続けられたら、自分の可能性は無限に広がると思ってるから。」

 「困難にぶつかった時に立ち止まることも大切だけど、その困難を予想して、乗り越えられる解を先に用意しておくことが、自分より優れた選手に追いつく方法だと思うから」

 

筆者

 「やっくん(薬師寺亮)も同じようなこと言ってたわ。二人とも常にあらゆる可能性を想定して、準備しとくから、何があっても着実に力を身に着けるんやろなぁ。。。」

「今日はありがとう!関カレ一緒に頑張ろう!駅伝も本当に期待してます!」

 

「前回の薬師寺の写真みたいになりそう笑」と笑いながら写ってくれた川瀬

 

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 薬師寺にインタビューさせてもらった時もそうでしたが、二人とも話が論理的でわかりやすかったです。。。笑 さすが医学群!笑

きっと2人とも、集めた知識をうまくまとめて、やるべきことを絞って、しっかり準備するから、着実に力を身に着けるんだろうなと思います。タイムが伸びず悩んでいる方がいれば、是非お二人に話を伺いに行ってほしい。笑 そのつながりを作るのが僕の仕事ですね。。。

 

 大学に入り、着実に実力を身に着けてきた川瀬。その秘訣に少しでも迫れたかと思います。

迫る全日本大学駅伝予選会、6/30にさいたま市 浦和駒場スタジアムで17:30~スタートです!川瀬率いる筑波大学駅伝チームが挑みます!ご注目ください!

 

 

川瀬が率いる長距離パートが挑む「筑波大学 箱根駅伝復活プロジェクト」のリンクはこちら! 

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