【副主将ブログ】Pick Up選手!!!④-2 「岩本湧樹(400mH)」

副主将ブログをご覧のみなさま

男子副主将の川村です。

 

本日から新潟にて関東甲信越大学体育大会が行われており、筑波大学の代表選手の活躍が多く耳に入り、嬉しい限りです!

 

さて、本日の記事は岩本のインタビューの後半になります!

前半はこちらから→https://tsukubathletics.com/archives/9859

前半ではこれまでの陸上人生を振り返っていただきましたが、後半ではその成長した岩本が今感じることについて、そしてラストレースに向けての想いを語っていただいております!

では、どうぞ!

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

<プロフィール> 

 

名前:岩本 湧樹(いわもと ゆうき)

所属:体育専門学群 スポーツ心理学研究室

出身:山口県 宇部高校

専門種目:400mH

自己ベスト:54”02 シーズンベスト:54”02

個人ページ:https://tsukubathletics.com/?sp_player=%e5%b2%a9%e6%9c%ac%e6%b9%a7%e6%a8%b9-yuki-iwamoto

 

 

人の「想い」を「共有」すること

川村

さてさて次に、委員会と選手の両立が難しいっていう人も多いと思うねんけど、トレーナー委員長を務めてるガンポンはどうなん?

 

岩本

まあ忙しいけど大変じゃないと思う。っていうのは、委員会活動に削られる時間って困ってる人を助けるための時間だからさ。その時間こそ俺はチームに貢献してる時間だと思ってる。俺は競技じゃチームに貢献できないから、競技以外の時間でチームに貢献する必要があるなと思って、トレーナー委員長に立候補したんだよね。

 

川村

なるほどな。確かに、そもそも委員会って何か困ってたり、助けが必要な人を助けるための活動やのに、それがマニュアル化されることで、ただの「仕事」になってしまうからな。目的がわからんかったり、貢献感がなかったりすると、やる気は出ないよな。。。

トレーナー委員長になって、学んだこととかあるん?

 

岩本

表に現れない人の「想い」を感じられるようになったことかな。辛いけど人に言えなかったりするときあるじゃん。でも、その人は間違いなく苦しんでて、その苦しみはその人の行動とか表情に絶対表れるんだよ。マッサージしながらその人の様子を観察してる間に、その人の「想い」に気づけるセンサーみたいなのが成長したかな。(笑)

 

川村

きっと実際は、言葉に出せない苦しみのが多いし、そういう人は筑波にも多そうやんな。ちなみに「想い」を大切にしたい理由は?

 

岩本

「想い」に気づいて、「共有」することが大切だと思ってるんだ。試合に懸ける思いとか、練習苦しいって想いに気づいて本人と共有することで、その人を応援したくなったり、支えたくなったりするじゃん。その1つ1つの想いが掛け合わされてチーム力になると思うんだよね。

 

川村

それは確かにそうやな。。。! インカレとかでもやっぱり知らない人は応援に熱込めにくいしな。想いを知ったとしてもその人と話してなければ、結局応援しづらい。そういう意味でも、「想い」を知るだけに留まらず、「共有」することがいいのかも。

 

「チーム」としての陸上部

川村

いつも言われることやけど、陸上競技って個人種目やん。やから「チーム」としてって観点が抜けがちやと思うねんけど、部に所属するものとして陸上部に貢献する理由ってなんやと考えてるん?

 

岩本

チームに貢献するのは義務だと思うけど、全員がそうは思ってないかもね。けど俺は「チームに貢献するとどうなるのか」ってことを考えるようにしてる。貢献することで誰かの助けになると思うし、それが結果としてチーム力につながるって考えると、自然と貢献しようって思えるようになるかな。

 

川村

「なぜ貢献するのか?」ではなく、「貢献するとどうなるのか」を考えることで、自然と貢献する理由が出てくるってことか。今してることの直近の意味ではなく、それを行うことによる未来を想像するんやな。

 

「想い」を「走り」で伝える

川村

最後に、関甲信に向けての意気込みを含めて、大切にしてることを教えてください!

 

岩本

想い」を「走り」で伝えるってことかな。陸上競技ってシンプルだから知らない人が見たら、単に人が動いてるだけに見えるじゃん。でも、選手の「想い」を知って共有することで、その人を応援したくなるし、支えたくなる。

川村

ある意味競技者としてはそれが1番かっこいいな(笑) じゃあ、関甲信主将として、関甲信に懸けるガンポンの想いを最後に聞きたいな。

 

岩本

インカレに出れない選手の多くは、関甲信とか県選手権が引退試合になるじゃん。チームとしては全カレに向けていくんだけど、インカレに出ない選手もそれぞれの大会に向かってるってことをみんなに再確認してほしいかな。

関甲信に向けては、俺もラストレースになるから、最後にお世話になった人に走りで想いを伝えたい!

 

川村

インカレに出る出ないに関わらず、それぞれの「想い」を「共有」することが、結果としてチーム力に繋がるってことやな。

今日はありがとう!関甲信53秒台期待してるで!

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

短距離ブロックは特に長くいすぎて、普段真面目な話をしないので、少し照れくさかったです。。。笑 ただ素の岩本がけっこう見られたんじゃないかなーと思います。

ちなみに「思い」ではなく、「想い」の表記にしたのは、岩本からの強い希望です(笑)

 

今回のインタビューを通じて、僕の副主将ブログもそれぞれの「想い」を「共有」する機会の1つにしたいなーと思いました。でも、きっと本当の意味で共有しようと思うと、やっぱり直接話さないとアカンのやろなぁ。。。俺ももっとみんなの想いを共有しよう。と決意したところで、今回の記事を終えたいと思います。

 

岩本が出場する男子400mHは、明日23日の11:00~予選、13:55~決勝が行われます!

彼を筆頭に2日目も多くの選手の活躍が期待されます!

応援よろしくお願いします!

 

ご拝読ありがとうございました。

 

川村