【十人桐色】#29 日本IC選考会注目選手!

十人桐色をご覧の皆さん、こんにちは。

8月の月ごとトピックでは20日(土)、21日(日)に迫った日本インカレ代表選考会注目選手を紹介します!

ぜひ最後までご覧ください!

 

◇今回のピックアップ選手◇

橋本 昇悟(はしもと しょうご)

性格:真面目

好きな色:

趣味:マンガ・アニメ

座右の銘:人事を尽くして天命を待つ

憧れの人:ジョー・コバックス

 

本昇悟 × 岩志萌

 

平岩)選考会まで今日でちょうど2週間ですが、今の身体の状態や調子・こころの状態などはどうですか?

橋本)今日までは体をたたいて明日から調整に入ろうと思っていたから、疲労感はあるけど調子が悪いというわけではない感じかな。こころはまだ2週間あるから作りきれてない感じかな。

平岩)去年はコロナの影響で本来の選考会のかたちではなくて、私は今年の関カレ選考が初めて本来のかたちの選考会で、筑大競と違って何とも言えない雰囲気というか、緊張感があるじゃないですか。その中で橋本さんの自己ベストを出せる、力が出し切れる姿が印象的だったんですけど、出したいときに自分の力が出し切れる秘訣や普段から意識していることはありますか?

橋本)力が出せる秘訣っていうのは特にないんだけど(笑)関カレ選考は上内(砲丸投パート1年)に全部先行されてたから何が何でも抜かなきゃいけないっていう状態だった。いつもできる動きの速さをあげれば単純に飛ぶから、そこだけ考えて臨んだかな。いつも抑えている点だけ意識してあとはスピード上げて一か八かにかけたのが上手くはまったからベストにはなったけど結局そのあと上内抜かれちゃったからね。

平岩)追い込まれた、出さなくちゃいけない状況でだとポイントすら抑えられないことって結構あると思うんですけど、練習から意識していることはあるんですか?

橋本)何がポイントか一気に考えて練習するとだいたいわけわかんなくなっちゃうから、基本的には特に修正したいところをそこだけ意識して回る練習をするかな。その日特に感覚が悪いところは集中的にやることはあるけど、抑えるポイントとしてはいつも3点くらいは考えてやってるかな。

 

平岩)私は高校まで試合に出るために校内選考を経験したことがなかったので、今の環境はこれまでになかった緊張感とかもあるんですけど、少しでも先輩方に追いつきたいって思って練習する楽しさもあって。高いレベルの環境で陸上ができていることについてどう思いますか?

橋本)ライバルがすごく身近なところにいるっていうのがいいよね。「あいつがこのくらいやってるならこれくらいやらないとな」って思えるし、まず部内にいるライバルに勝てないと全国にいるライバルに勝てないわけだから、そういうところが良さではあるよね。

平岩)そうですよね!私は追いかける先輩方も追いかけられる後輩もいて日々いいプレッシャーの中で練習できているなって感じます(笑)

 

平岩)最後に、選考会に向けての目標や意気込みを教えて下さい!

橋本)とりあえずB標準(15m20)かな。なかなか難しい距離ではあるけどあと2週間でどうにかして出さなくちゃいけない。標準記録が上がって今のところA標準を切っている人が校内にいないからその面でも勝たなくちゃいけないっていうのもあるかな。まず上内には勝たないといけないね。15m50投げて勝ち切るということで。

平岩)頑張ってください!いや、頑張りましょう!ですね(笑)

 

対談は以上になります。関カレ選考のリベンジを誓った橋本さんの投擲に是非ご注目ください!!

 

塩川 大輔(しおかわ だいすけ)

性格:ネガティブ

趣味 :釣り・食べること

好きな色:赤と青

座右の銘:大器晩成

憧れの人:コアラ小嵐

 

川大輔 × 木博貴

 

鈴木)こんにちは。今回は、110mHで全カレ標準を狙う、塩川君にインタビューをします。よろしくお願いします!

塩川)よろしくお願いします!

-400mHから110mHへ転向

鈴木)最初に聞きたいんだけど、塩川君って1年の時は400mHをメインにしていたよね?関東インカレや個人選手権も400mHで出場していたし。

今回は110mHで標準記録を狙うってことだけど、種目を変更したのかな?

塩川)そうですね、今はメイン種目を110mHにして、競技を行っています。

鈴木)(自粛期間もあったけど、)昨年から大会に出てないよね。怪我とかが原因?

塩川)はい。1年の時は肉離れ、2年の時は肉離れと鵞足炎を発症してしまいました。思うように練習を積めず、精神的にもきつい時間を過ごしました。

鈴木)怪我をして練習できないと、記録も行き詰まるし落ち込むよね。。。それで、種目を転向したんだ。

塩川)そうですね。今年の関東インカレも400mHのA標準は切っていて、実際に会場にも行ったんですけど、4月からの不調で走れずに終わってしまって。。。俺何やってんだろうって、自暴自棄になっていました。そんな時に谷川先生や前村先生から110mHへ転向することを提案されて、やってみようと思いました。

110mHは高校の時にやっていたのですが、110mHをメインにしてからは、怪我(肉離れ)の後遺症も少なくなって、練習が出来るようになりました。

 

-2021年の前半シーズンを振り返って

鈴木)そうだったんだね。でも今年から始めて、もう少しで標準に届きそうなんて凄いね!!今年の前半シーズンは、どんな感じだったの?

塩川)今年は、怪我はありましたが、冬季は練習を積めていました。ですが、3月末に食中毒を起こして1週間以上体調を崩してしまって。。。それが原因で、関東インカレも前述のような結果に終わってしまいました。。ですが、110mHに転向して、7月には全カレB標準まであと0.11秒に迫る自己ベストを出すことが出来ました。

鈴木)さすがだね!記録を出した時は、どんな気持ちだった??

塩川)嬉しさもありましたが、A標準を狙っていたので悔しさの方が大きかったです。今は選考会でA標準切りを目指して、練習しています。

 

-選考会に向けて

鈴木)なるほどね。じゃあ最後に、選考会に向けて意気込みを聞こうかな。今はつくばで練習中?

塩川)そうですね。選考会までまだ2週間あるので、そこそこのボリュームで練習しています。それまでの練習も積めてきているので、順調です。

鈴木)同種目に、同期の久保田君がいるよね?いいライバル関係なのかな?

塩川)そうですね。仲が悪いとかも無く、一緒に練習しています。後輩も含め、今度の選考会ではみんなで標準記録を突破して、3人出場を達成したいです!

鈴木)貴重なお話をありがとう!選考会、頑張ってください!

 

柴田 涼太郎(しばた りょうたろう)

性格:気分屋

好きな色:ピンク

趣味:テレビ・ドラマ

座右の銘:継続は力なり

憧れの人:バーシム

 

田涼太郎 × 下倫太郎

 

Q 今シーズンもそろそろ終盤が見えてくるといった時期ですが前半シーズンを振り返ってどうでしたか?

柴田)今シーズンは初めのほうから自己ベストに近い跳躍が結構あったんよね。アベレージも高くまとまってて全体的によかったんちゃうかな。

宮下)じゃあかなり好調な滑り出しだったんですね!自分も今年の走高跳パートは柴田さん含めたみんなが調子よくて勢いあるなーと感じてました。

柴田)せやね、自分の周りの勢いもあったおかげでいい感じで切磋琢磨できたね。あれも調子が上がった一因やと思うわ。やけど初めはちょっと不安もあったんよね。

宮下)といいますと?

柴田)実は俺、シーズン手前まで腰の怪我をしてたんよ。それで跳躍練習も全然できずに基礎練習ばっかりしてたんよね。あの時期は出遅れた感じがして不安やったなー。

宮下)確かに周りがどんどん跳んでる時にそれができないとなると焦りますよね、、

柴田)せやけど蓋を開けてみたらさっき言ったようにすごい調子よかったからあの基礎練習が実はすごい良かったんちゃうかなーって今は思ってる。

宮下)なるほど!その場その場でできることに全力で取り組んだことが今の調子につながってるんですね!

 

Q インカレ選考会まであと2週間といった時期ですが今の練習の調子はどんな感じですか?

柴田)けっこう調子ええで!跳躍練習でもベストタイぐらいは跳べてるね。

宮下)いい感じですね!練習で何か気を使ってることはありますか?

柴田)今は跳躍練習を減らしてることかな。試合が近づくにつれて跳躍練習を増やしていくつもりで練習計画立ててるよ。

宮下)なるほど!試合に向けてだんだん上げていくイメージですね!

 

Q 直近の試合だと兵庫選手権で2m13cmというベスト記録を出されていましたが今振り返ってどうしてあの記録を出せたと思いますか?

柴田)やっぱり場所が地元やったんといつもより試合感が強かったからかな。どうしても筑波大記録会みたいないつもの練習場所でする試合ってちょっと苦手なんよね。いまいち試合感を感じにくいというか。

宮下)あ、自分もそのタイプなんですごくわかります。やっぱり気分が上がる試合って記録も出ますよね。

柴田)そうやねー。

宮下)プロフィール欄に書いてる性格の気分屋にもつながりそうですね。

でもそれって実は強みでもありますよね!ここぞの舞台で自身の実力を出し切れる選手な感じがします!

もしかすると簡単に気分が上がる全カレよりも柴田さんの苦手ないつもの練習場所でやる全カレ選考のほうが山場かもしれませんね(笑)

柴田)そやね(笑)しっかり潜り抜けれるように頑張るわ。

 

Q 最後にインカレ選考会に向けての気持ちをお聞かせください!

柴田)そうやね、今のところA標準を突破できてる人は俺しかおらん分ちょっと有利な立場にいるから変に気負わず落ち着いて自分のベストだけ狙って跳ぼうかなと思ってるよ。

宮下)なるほど!もう意識は全カレに向かっている感じですね!ちなみに全カレの目標もお聞かせいただければ!

柴田)3位以内を目指そうかなと思ってるよ。

宮下)なるほど、メダル圏内ってことですね!期待しています!ではここまでで対談を終わろうかなと思います。ありがとうございました!

柴田)頑張るわ!ありがとう!

 

 

今回ピックアップした選手だけでなく、多くの選手が選考会に向けての準備を進めています。

好記録ラッシュが期待される2週間後の熱戦にご期待ください!

 

担当:中長4年 鈴木博貴

   投擲2年 平岩志萌

   跳躍2年 宮下倫太郎