十人桐色の第17弾です!
今回の十人桐色は、「関西出身者対談」です。
今回の対談もZOOMを用いてインタビューを行いました。
ぜひ最後までご覧ください!
◇今回のピックアップ選手◇
宮下大河(M2)
小谷柊太(体育3)
小野遼秋(理工3)
檀上明日香(体育3)
森本風太(体育3)
本庄悠紀奈(体育2)
それでは、以下、各対談のスタートです!
宮下大河 × 小野遼秋
× 井上翔遥(インタビュアー)
井上)今回は関西というカテゴリーで集めたんですけど筑波というか関東に来て思うことはありますか?
宮下)関東に来て初めに思ったのがテレビ全然面白くないんよなあ笑 神戸におったときは関西ローカル見てて土曜の昼からは新喜劇やってるのが根付いててこっちに来て全然テレビ面白くないやん!って文化の差を感じたかなあ。
小野)バラエティー番組でいうと東京は企画で楽しませようとしてて関西はトークで盛りあげようみたいな感じはありますよね。
宮下)最近は配信サイトで地方ローカルとかをやってくれるからいいけどなかったらテレビ全然見んなあ笑
井上)自粛期間は陸上の練習とかはどうしていましたか?
小野)僕は最低限って感じですね。週に何回か体を動かすぐらいでした。たまにダッシュとかはしてましたけど…。
宮下)俺は自粛期間始まった頃は結構練習してたよ。坂も週2で行って走ったりしてたけど就活が進むにつれて精神的に疲れちゃって体が動かなくなってきて外にも出ないみたいな感じになってたなあ笑 でも体動かした方が気持ち的にもいいなっていうのがわかってきてからは週の半分ぐらいは体動かすようにしてたかな。
井上)僕がそうだったんですけど陸上のモチベーションが下がったりはしませんでしたか?
宮下)今年は冬季もこれまでにないくらい順調に積めて3月のタイムトライアルからいいタイムで走れたから3部のインカレ標準狙ってたんやけど、試合がなくなった瞬間に完全に気持ちは折れてちょっと足の違和感があったこともあってなかなか立ち直れなかったかな。
小野)僕も冬季はいい練習が積めてて、ブロックを仕切りながらメニューも考えていたので今年のシーズンは楽しみだったので試合に出れないのは残念なんですけど、自粛期間のたまにする練習の調子が良くて気持ち的にはいい感じに保ててましたね笑
井上)僕と宮下さんは今年がラストイヤーですけどどうですか?
宮下)大学院生として筑波に来たから部活だけになったらいけないなっていうのがあって、自分が納得できるぐらいできたらいいなって思ってて、昨シーズンベストも更新できたから、もう少し頑張ってやれば悔いなく終われると思うかな。
井上)僕もやれるだけやったかなという感じなのでこの辺でスパッと区切りをつけてもいいのかなとか思ってますね笑 また競技場が使えるようになると考え方も変わるかもしれないですね。
宮下)冬季練習を充実させることができたっていうことにも試合に出て結果を出すのとはまた違う価値があるなっていうのに気づけたから自粛期間が全部悪いものじゃなかったなと思うね。
小野)僕は他学なので部活では勉強のことを、学群では部活のことを大変だねって言われることが多いんですけど、自粛期間にどっちも不十分になった時にどちらか一方を頑張るということもできたと思うんですけど、僕的にはこの2つが1つの塊として生活の一部だったのかなと思いましたね。
井上)最後になりますがこれからに向けての意気込みや決意を教えてください。
宮下)卒業まで残り少ないので今置かれた環境で自分ができることをしっかりやって今後の人生につながるようなことができたらと思っています。なので陸上も頑張る、研究も頑張る、それとここにしかない人間関係や人脈を今後に活かせるようにしていきたいなと思っています。
小野)陸上は学部で終わるつもりなのであと1年ぐらいで、今年までの成績で研究室配属が決まるのであと半年間は心機一転気持ちを切らさずにやろうという今の思いを継続させていこうと思っています。
× 森山敦喜(インタビュアー)
今回は、関西出身対談ということで、跳躍・混成ブロック3年小谷柊太選手(京都府出身)。中長距離ブロック3年森本風太選手(兵庫県出身)からお話を聞きました。
森山)今回は、「関西あるある」と「関西の地元から出てきて感じたギャップ」の2つのテーマでお話ししようと考えています!!
よろしくお願いします!!!
小谷)よろしく~!!関西出身だからって、面白く話せるわけじゃないで!
森山)まあまあ、気楽にやろう!!(笑)
森山)では、最初は、「関西あるある」からで!!
・『行けたら行く』は絶対に行かない
森本)お~~~~!!!それは…行かないな!
小谷)うん!……行かない!!
小谷)自分が友達を何かに誘ったりしたとき、「行けたら行くわ」って言われたら…それはもう、来ないって察するかな~!
森本)でもさ、俺が思うのは相手を気遣って言っている気がすんねんな!
なんていうか、ストレートに断るよりも軟らかく断るみたいな(笑)
・『せやな』は、だいたい聞いてない
小谷)それは、当たってるわ!!
なんとなく、上の空で話を聞いてる時とか、多分無意識に「せやな」って相づち打ってるかな(笑)
森本)「せやな」って万能だからさ、いつでも使えるって言うか、よく使うよ!
小谷)そう!!万能でいつでも使えるから、なんとなく使っちゃうよ
でも、ちゃんと話を聞いてる時でも使ってるから「せやな」って言ってるからって話を聞いてないとは思わないで下さい!!!!
・『関西電気保安休会』を読んでみてください!
小谷・森本)♪関西電気保~安協会
森山)おお~~~~~~!!!
関西人あるあるを調べていたら、関西の人は、CMの影響で「関西電気保安協会」をリズム付きで言う。というのがあって、まさに、期待通りの回答!!
森本)そう!CMで流れてるんよ!
小谷)もはや、「関西電気保安協会」って聞いても、そのリズムで言われんと何のことかわかんないと思う!(笑)
森本)多分、関西の人みんなそうやで!
小谷)陸上部の関西出身者をみんな一列に並べて、読んでくださいって言って「せーの」ってやったらハモる!!
森本)ハモるな!!
・『方言』で関西から筑波に来て驚いたこと
森本)これは、方言なのかは、わからんけど「片付ける」の意味で「なおす」ってこれまで使ってきたんだけど、筑波に来て使ってたら、通じなくてびっくりしたわ!!
小谷)自分は、敬語として語尾に「~しはった」ってつけるんだけど、こっちの人は、全然使わないから・・・
森山)お~~、どんな感じで使うの?
小谷)例えば、先輩とかに「髪切らはりました?」みたいな感じ!!
森山)なんか、、、京都っぽいわ(笑)
小谷)ほんま!? 使いやすいから、敬語の表現として全国に定着してほしい!!
・『日常生活』で関西から筑波に来て驚いたこと
小谷)「探偵!ナイトスクープ」かな!!関西では毎週金曜日の夜にやってて、明日から休みだ~って感じで見てて好きだったんだけど、筑波では金曜日の夜にやってなくてびっくりしたわ!!
森本)俺は、ありがちだけど、エスカレーターとかかな!
地元に帰省したときとか、駅でエスカレーターを見て、「あぁ~帰ってきたな~」って感じる
・最後に今シーズンの目標とかありますか
森本)自分は、昨シーズンに約4年ぶりに5000mの自己ベストを更新できたけど、ほんのちょっとの更新でまだまだ、16歳の自分を超えられてないと思うから「16歳の自分に勝つ!!」かな!!
小谷)今、コロナで練習の見通しとか、試合の予定とか、決まってないことが多くて目標が見つけづらいんだけど、3年生として、競技部の委員会の仕事も自分の競技も頑張っていきたいな!!
来年は、自分たちが委員会とかリードしていかないといけないからさ!
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今回は、関西出身の2人にお話を伺いました。
関西人あるあるを話しているときの2人は生き生きしていて、楽しかったです!
身近な関西出身の方との話題作りになれば、幸せです!!!
森山敦喜
× 渡邉ももこ(インタビュアー)
渡邉)関西の大会や大阪の大会の特殊な部分とかはありますか?
壇上)皆あったかいってところかな・・。関東の大会は結構個人個人とかチームでしゃべる感じだけど、大阪の大会はブロックや種目関係なく交流があったから試合がものすごく楽しかったな!皆話しかけてくれるし。
渡邉)そうなんですね!大阪の人って皆仲がいい印象があります。大阪の陸上選手って中学生から大人の選手までめちゃくちゃ強い人が多いと思うのですが、大阪からなんでそんなに強い選手が出てくるんですか?!
壇上)高校の大会の大阪では1・2・3・4と地区が分かれていてその地区で試合することが多いんやけど、大阪は4月から毎週試合があってその地区ごとにそれぞれ強くてその地区で勝たなければ県大会には出場できないし、さらに地区予選から強い選手と試合するからお互い切磋琢磨していて強くなっていくのだと思う。
本庄)大学での規模が小さい大会は強い選手はあまり出場しないけれど、大阪は規模が小さい大会でもトップの選手は出場しているからそんなレベルの高い選手と一緒に試合が出来る環境が今までずっとあったから自分のモチベーションがものすごく上がる。
壇上)試合数が多いのに関して、試合が練習という感覚になっていって「試合慣れ」っていうのは出来ていたと思う。大学に入ってからは1つ1つの大会が結構大きくて、主要な大会(関東インカレや日本インカレ)以外で他の大学と一緒に走るっていう機会がないけれど、高校の時は県単位で他の学校の選手と戦えるから、勝ち進んでいく上ではよかったかなって思ってる。
渡邉)今回の自粛期間中に陸上に対するモチベーションって下がりましたか?
本庄)私の場合は逆に上がったかな!自粛前にずっと足を怪我していて思うように練習が出来ていなくて、この自粛期間を利用して足を治しつつ自分で工夫して練習が出来るからこそ、今まで負けていた差を縮めるためには今しかない!って思って練習頑張ってる。自粛期間入る前から高いモチベーションを持っていた人は自粛期間に入ってモチベーション下がったり練習をサボりがちになっている選手がいると思うから、ここで私が頑張ればその選手との差をなくすには今が絶好のチャンスだと思っている。
壇上)私も上がったほうで、コロナで試合がなくなったのは絶望する気持ちやけど、根本的に走ることが好きだから別に練習をしなくなったりっていうのはなくて、逆に競技場で走れない今だからこそ自分の弱みを改めて分析し直してその弱みを克服するのには良い機会だなって考えている。そのための練習をどうすべきなのかを組み立てることが出来ていて、練習はモチベーション高く出来ている。全カレは今のところ開催されるし、目標は出来たわけだからそれに向かって練習してるよ。
本庄)練習はjog中心で普通やったら冬季にあたる練習メニューをしていて、距離をしっかり走って持久系を伸ばそうとしているかな。他にも坂でのトレーニングやインターバル走とかにも取り組んでいるよ。
渡邉)今シーズンの目標とかはありますか!
壇上)大会がまだ絶対に開催されるっていうのが確約されていないから何とも言いにくいけれど、とりあえず自己ベスト更新は絶対でその上で全日本インカレが開催されるなら、四継もマイルも優勝したい。表彰台っていう目標じゃなくて、「優勝」というのを掲げて頑張っていきたいなって思っている。
本庄)私はこれから新しい種目に挑戦してみようと考えていて、高校3年生から1500mでずっと勝負していたんだけど3000m障害とかいろんな中長距離の種目に挑戦しようと考えていて、メインをどの種目にするか悩んでいる。1500mの目標は高校3年生の時から自己ベスト更新出来ていないから更新することと、練習量を少しでも上げるとすぐに今の足の故障の痛みがきてしまうので走り方の根本的なところから改善していきたい。
対談は以上です。
インタビュアーは井上翔遥(体育4)、森山敦貴(理工3)、渡邉ももこ(体育2)が務めました。
次回の投稿にもご注目ください!