【リレーブログ】#3 『”なぜ”走る?』平山大雅

皆様、はじめまして!
副主将の樫原さんよりご紹介預かりました長距離ブロック長の平山大雅です。後輩に恐れられてる?どこの情報ですかね(笑)

まぁ、キャプテンとしては、箱根に行くためには厳しいことも言わないといけないので心を鬼にして接している時もあります!

 

樫原沙紀と言えば、皆様ご存知の通り日本を代表するスーパーエリートです。7年前、長野全中で優勝した時から存じ上げておりました(笑)自分の中ではテレビの中の人でしたが、まさかまさか同じ大学、しかも仲良くなるとは思わず、、、。入試で見かけた時は本当に驚きでした。そんな彼女からは日々刺激をもらっています!日本のトップで勝負している姿を見ると「自分も頑張らないと」という気持ちになります。ブロックは違えど互いに刺激し合えるのも筑波大学陸上競技部の良さなのかなと思っています。学生ラストイヤーなので後悔のないよう全カレ、駅伝に向けて頑張りましょう!

 

さて、本題に移りましょう!
この執筆を依頼されて何について書くか非常に悩みましたが、内容を絞り「競技をしていく上で大切にしていること」について記載させて頂こうと思います。

 

目的を持つこと
某実業団の合宿に参加させて頂いた時、こんなやり取りがありました。
コーチ 「なぜ走るの?
自分 「箱根駅伝を走りたいからです」
コーチ 「なぜ箱根駅伝を走りたいの?」
自分 「・・・」
どうして箱根駅伝を走りたいかという質問をされた時、自分の中で明確なものがありませんでした(目立ちたいから、かっこいいからという浅い理由はありましたが。笑)。自分が目指す目標や行動に確固たる目的が無いとモチベーションは続かないですし、本質的なものには到達できないと思わされた瞬間でした。今、この問いに答えるとしたら箱根駅伝というツールを使って「自分自身に関わって下さった全ての方々に成長した姿を見せて感謝を伝えるため」と答えます。きっと正解は無く答えは十人十色だとは思いますが、自分の中で箱根駅伝を目指す明確な目的が言語化できたことは大きな強みになると思っています。陸上競技に限らず、今後の人生においても「なぜ?どうして?」という部分を深掘りをして目的の明確化をしていく取り組みを大切にしていきたいと思います。

(練習、試合での様子)

 

やったつもりは積もらない
これは中学の恩師から常に言われていた言葉です。当時は、また言ってるよ、、、としか思っていなかったこの言葉が今では自分の根底にある大きなものとなっています。人はしばしば「○○したつもり」と言います。しかし、それは”つもり”に過ぎず、その場をしのいでいる行動に過ぎません。ふと我の行動を振り返ると、故障やスランプに苦しんでいた時は直面している問題に本気で向き合えていなかったように感じます。人間は無意識に楽な道を選択してしまう生き物です。自分自身もその1人だと思っています。そのため、小さな取り組みも大事にして、大きな華を咲かせられる(積もらせる)準備を大切にしています。

そもそも、上記の「目的」が明確化されていれば、目標に対して妥協するっていう選択はないかもしれませんね。

書き始めるとあれも書きたいこれも書きたいとなってしまいとてつもない文章量になってしまいそうなのでこの辺でペンを置こうと思います。

 

次は、跳躍ブロック長の松井駿斗(駿ちゃん)にお願いしました。物静かでクールなイメージがありますが、競技に対してはストイックで棒高跳びには熱いハートを持ってる印象です!そして、長距離選手なんじゃないかってくらい綺麗な身体、脚をしています(笑)駿ちゃんラストイヤー頑張ろう!よろしく!

 

 

平山大雅(ひらやま たいが

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体育専門学群 4年

栃木県/宇都宮高校

長距離ブロック/5000m~

長距離ブロック長

競技会委員会

 

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