主将×副主将対談 Part2

筑波の大黒柱である今泉、樫原に前半シーズンの振り返りを行なってもらいました。

主将・今泉堅貴(体育4)

副主将・樫原沙紀(体育4)

Part1はこちらから

※このインタビューは6/25に行われたものです。

___それぞれ主将、副主将になって半年たったけど、振り返ってみてどうでしたか?

 

今泉)思ったより運営的にやることが多いなって思って、もちろんみんながよく見る全体集合とかの挨拶もそうだし、主将になってすぐの計画案とか、こんなのもあるんだって正直知らない部分もあってびっくりした。あとは課外活動のリーダー研修もあって、前任の方々はこんなに色んなことをやってくれてたんだってことは、主将になってみて初めて気づいた部分。だけど、そういった経験をさせてもらえるのはすごい大きな財産だと思うし、みんなに投票されて主将やらせてもらってる以上は競技だけじゃなくてそういった部分もしっかり抜かりなくやる義務はあるのかなって思ってる。でも、そこに対して、苦労というよりは充実感のほうが強く感じてます!

 

樫原)さっき言ってくれたみたいな事務的な仕事がある中で、彩花さんとか、前任の方々がああやって、競技でも輝いていたんだって思うと、前任の方に尊敬の気持ちがいっぱいある。あと、前任の方々主将、副主将としてのふるまいを競技場でもされてるのを見てたから、それにすごい憧れをもってたんだけど、半年間経って私が競技場で副主将らしい行動がとれてるのかって言ったら、まだ、足りてないのかなって思ってる。もうちょっといろんな選手に声かけたりとか、気にかけて、チーム全体を見るっていうのがまだ自分はできてないんだろうなっていうのを前任の方々と比べると感じる。だから、もう半年も経ってるんだって今、聞いて思ってるんですけど、あと残り半分、全カレまでしかないからこそもっと副主将らしくいろんな選手と関わっていけるようにこれから頑張りたいと思います。

 

___二人とも、あんまり筑波にいないから大変だと思う。

 

今泉)それもある。あと、他ブロックの人にまで声をかけられるようなコミュ力を持ち合わせてなかった(笑)

 

樫原)そうなんよ~(笑)

 

今泉) そういうところは海斗さんと比べるとすごい、あーーー、、ってなる部分はある。でもやっぱり、声を自分から発信することもそうだけど、周りから見られてるっていうのも同じくらいあると思う。そういった部分で、「主将、表面的な部分だけ取り繕ってんのかよっ」って思われないように、競技会の運営とか、やって当たり前のことは絶対に怠らないようにはしてるかな。委員会のシフトとか。そういうところ、見てる人は見てると思うから。そういったところは主将になって改めて自覚ができた。

 

樫原) 素晴らしいね。

___結構、競技会のシフトやってくれてるよね。

 

今泉)そういうのは絶対見ると思うから。スターターとかね。あとは連絡絶対遅れないようにとか、そういう当たり前のことはちゃんとやろうっていうのは今まで以上に思ってることかな。

あとは、、、ここだけの話、役員会がしんどい(笑)。最初のほうは「やべえ、わっかんねっ」ってなった。

 

樫原) 喋ることあるもんね。

 

今泉) 司会とか、最初は正直戸惑っちゃった。(笑)。今は慣れてきたけど。

 

___ふたりとも委員会もしっかりやってくれてるよね。さきは広報めっちゃやってくれてるし。

 

樫原) 広報の仕事はめっちゃやっとる。副主将よりも広報なんじゃないかってぐらいやってる(笑)

 

___ほんとに助かってます。。

 

___では、改めて後半シーズンに向けて、意気込みを聞かせてください。

 

今泉) 7月15日からは、アジア大会を日本代表として走ることが決まっていて、その2週間後にはユニバーシアードに出場します。すごくイベントが目白押しの夏から秋シーズンになると思うんですけど、そういった試合も想定しつつ、今年一年間の計画は立てていたので。そのうえで、秋シーズンの最大の大会は、全日本インカレっていうのは前々から決めていて、それに向けて自分ができる最大限の準備をしたいっていうのが秋シーズンの抱負かな。

あと、さっきも全体的な結果に関しては言ったけど、チームのために、個人とマイルでどっちも優勝して、筑波の男女総合アベック優勝に少しでも近づくことができる、近づけられるような結果を残せれば大満足です。

 

樫原) 個人としては、ユニバーシアード、これまでなかった、私が初の日本代表として走る大きな大会があります。その中で、後半シーズンで成し遂げたいことは、学生記録の更新っていうところがある。そこに向けて、残り走れる試合も限られてるので、一つ一つの試合に集中しながらやっていきつつ、ピークは全カレで発揮して、最後にチームみんなで笑って終われるように、頑張っていきたいと思います!

 

___ありがとう。今のは、選手としての目標だっだけど、主将副主将としては後半シーズンやりたいことを教えてください。

 

今泉) これは完全に俺の欲だけど、男女総合アベック優勝っていう歴史的なチームの主将だってことを未来永劫自慢したいから、自分だけじゃなく、みんなにもすごい頑張ってほしい(笑)これは俺の野望だけど、チームの目標としても精一杯欲張っていきたい。

 

樫原) たしかに!

 

今泉) だっていないでしょ。過去何年間もこんなにやばいチーム!男女総合アベック優勝は最後が20年くらい前でしょ。そんなのさあ、

 

樫原) やるしかないじゃんってね!今年は強いからね。

 

今泉) だって今の日本に何人いる?

 

樫原) 男女総合アベック優勝したチーム

 

今泉) の主将、副主将なんて数えるほどしかいないじゃん。それに加わりたいっていう、個人的野望があります!自分の野望にみんなを巻き込むくらいのつもりでやっていこうかな!

 

樫原) 堅貴の野望は私も叶えたいので、そこに乗って行きたい!あと、さっきも言ったけど、グラウンドでの行動をもうちょっと見直したい。リレーブログでもちょっと書いたんだけど、堅貴はめちゃめちゃ考えて、考えて競技してる中で、私はちょっと足りてなかったんだろうなって思った。日本選手権とかで決めきれないところとか。それを感じてたので、誰に見られてても恥じないような、行動をとれるように。男女総合アベック優勝したら、歴代の方々の名前に名を馳せることになるので、その方々にも恥じないように、日常からこのすごい大きなチームの副主将として、そういう態度でありたいと思います。

 

___自分は同期だから喋れるけど、1,2年生、特に他ブロックからしたら話しかけずらいかもね。

 

樫原) そんなにかな、、。(笑)難しいよね。まあ、頑張ろう!

 

今泉) 頑張りたい。

 

樫原) 挨拶してくれ、、。

 

___では、部員たちへのメッセージをお願いします。

 

今泉) こういうときくらいは野心むき出しのメッセージを残してみようかと思います。去年の高良さんほどとびぬけた競技力はないですけど、やっぱり、これは自分への十字架として、「俺についてこい!」って言いたい。最後はマイルで俺が何とかするから、みんなのびのび競技やってほしいし、それに向けた練習を、しっかり自分のペースで頑張ってもらいたいです。あと、さっきも話したけど、俺を、日本一のチームの主将にしてくれ!っていうべたな言葉を残します(笑)。

 

樫原) なんて言おう!(笑)

陸上競技は個人競技だけど、こうやって陸上競技部っていう中で、チームったいう形がある中でできるのは大学陸上をやってるからならではのこと。今後、社会人とか、一回引退してまた走り出す人もいるかもしれないけど、そしたらほんとに個人で走ることになっちゃうと思う。こうやって今、みんなで頑張れてる状況っていうのは、大学の4年間とか6年間しかないっていうのを今こうやって4年間が終わりに近づいていく中で感じてる。だから、陸上競技は楽しいことばっかじゃないけど、みんなで支え合える仲間がいるからこそ、精一杯、一人だけじゃ頑張れないことにもどんどん挑戦していってほしい。私もそうやって挑戦できるような人になっていきたいと思うので、全カレまで全力で駆け上がっていきましょう。

 

今泉) めっちゃいいやつじゃん!!(笑)俺が痛いやつで沙紀が優等生じゃん!(笑)

でも確かに当たり前とは思いたくないね。この競技部での生活が。いつかなくなるものだし、お金も発生しないのに陸上に全力投球できる集団の一員でいられることはすごくありがたいことだと思って、この瞬間を噛みしめて秋も頑張っていきたいね。これは引退が近づいているからこそ言えることかもしれないね。

 

樫原) ほんとにそう!

 

今泉) こんな臭いこと言えるようにもなったね(笑)

 

樫原) もう終わりかーってなるよね。

 

___では主将、最後に一言おねがいします!

 

今泉)泣いても笑ってもこのチームで戦えるのは今年だけ、たった一度きり。だからこそ一人一人が競技部としての日々を大切に積み重ねて行ければと思います。その積み重ねの先に個々の目標達成であったり、チームとしての目標達成というものがあると思うので、部員のみんなには後悔のない日々を過ごしてもらいたいです。今全力で生きた日々が、今後一生自慢できる財産になるかもしれない、そう考えるとワクワクしてきませんか?

今年の筑波は間違いなく”力のある”チームだと僕は思います。それを示す最高峰の場、9月の全日本インカレでは、“競技部全員で”歴史を作りましょう!!

 

___ありがとうございました!

 

以上になります。後半シーズンでの活躍に期待しましょう!!

 

インタビュー・編集

冨山映理(中距離1)

酒井寛之(短距離4)