【男子】
◯やり投
巖優作(体育3)
言わずと知れた学生投擲界のスターも今季は国際大会を複数経験し、より一層強さを増した。プライベートではDJもこなし、フロアを盛り上げるなど公私共に充実している。日本インカレでは4月の中京記録会でマークした80m、いや先輩であるディーン元気選手の学生記録を超え、スタジアムをどよめかせるだろう。大きな雄叫びとともに放たれる槍が、自身初の“アレ”を手繰り寄せる。
堤洸太郎(体育4)
1年生からインカレで結果を残し、投擲ブロックを引っ張ってきた。人生最後の冬季練習では精力的に取り組み、身体も大きく成長。調子の上がらなかった関東インカレでも6位に入賞し、安定感を見せつけた。大ファンであり、今季好調の阪神タイガースの勢いに負けない、圧巻の投擲を魅せ有終の美を飾る。U-18野球日本代表、慶應義塾高校・丸田湊斗選手に負けず劣らずのルックスと肌の白さにも注目。
◯円盤投
杉村武紀(医学2)
よく食べよく練習し、順調に地力をつけていった彼は関東インカレで初の表彰台に。大谷翔平よりも高い身長を持つロマン砲は、インカレ2日目まで授業に出席したのちに熊谷へ移動。ストレスフルな日々の思いをぶつける、豪快な投げに注目。
◯砲丸投
上内達司(体育3)
誰もが認める努力家の砲丸スローワー。競技場新倉庫の住民の1人である。今季15mを超えられずにいたが、選考会において15m90の大ベストをマーク。”全つくば市民が泣いた”と言っても過言でないほどの感動の瞬間であった。韓国での合宿を経て、新たな知見を獲得。持ち味の大腿四頭筋もより凄みを増してきており、16mの大台・初の日本インカレ入賞と更なる覚醒は間近。
◯ハンマー投
執行大地(体育4)
今シーズン、5m54cm自己ベストを更新し遂にベールを脱いだ“未完の大器“。関東インカレでは記録なしに終わったものの、日本選手権では初入賞を果たし、ブロック長として投擲ブロックを牽引。日々の練習で培った高い技術を武器に、大きな身体から放たれる放物線がチームに勢いをもたらす。
小林裕季(M2)
かつての副主将も、いよいよ集大成の時を迎える。誰とでも気さくにコミュニケーションを取り、院生となっても投擲ブロックの要であり続けた。練習と研究活動に勤しんだ2023年夏。終わりが近づく、つくばライフの総まとめ。大きな背中に全てを背負い6年目のインカレを楽しみ尽くす。
【女子】
◯ハンマー投
平岩志萌(体育4)
中学から始めた陸上競技も、遂に最後の峠に差し掛かる。主事として、競技者として奮闘してきた1年を最高の結果で締めくくりたい。4年間トレーニングに励んだ仲間と、欠かさず練習ノートを記入し続けた日々が必ず背中を押してくれるはずだ。
有汲颯妃(体育2)
岡山が産んだ投擲ブロックの元気印。関東インカレで優勝するなど今季確実に力をつけてきている。日本選手権では大雨の影響で新幹線が遅延し、駅からチャリをかっ飛ばして招集に向かった。ほぼノーアップでの日本選手権は誰もが経験できるものではない。様々な経験を糧に、目指すは日本インカレでの表彰台。日本インカレではしっかりとアップをした彼女のビックスローに期待。
◯円盤投
アヒンバレ・ティナ(M2)
昨年は砲丸投にも出場したが、今年は円盤一本勝負。コカコーラをこよなく愛する彼女は、常に箱買い。ゼロがつくコカコーラ・ゼロはコーラではないため、絶対に許されない。人一倍の思いで臨む最後のインカレでBig throwを魅せ、祝杯ではなく祝コーラをあげる。
西山藍那(体育4)
関東インカレを制したN山は教育実習の真っ只中。つくばを離れ、北の大地にて実習とトレーニングを死に物狂いで両立させている日々。教育実習の疲れを見せず、敬愛する宝塚歌劇団を彷彿とさせる美しく力強い投擲を披露できるか。表彰台に乗り、お説教や“泣けコール”によるものではない、心からの涙を流すのかにもご注目。
◯砲丸投
大野史佳(M1)
砲丸を愛し砲丸に愛された大型新人。食と砲丸の神より、砲丸のスペルを入れ替えるとご飯になるという天啓を授かる。過去にインカレで自己記録をマークする経験があるなど、大舞台との相性は抜群。それに加え、今回の舞台は地元・埼玉。負ける理由があるだろうか。いや、いくら探しても見つかるはずがない。安心と信頼の実績を持つ彼女が4連覇に向け進み出す。
◯やり投
堀内律子(国際3)
関東インカレ出発前には運営執行部に熱い手紙を送り、感動の嵐を巻き起こす。関東インカレでは初優勝を飾り、周囲を感動の嵐に巻き込む。どんな天候の日もコツコツ練習を積み重ねる姿はスポーツをする全ての人のお手本。底知れぬ優しさと高すぎる料理の腕、競技力を併せ持つ彼女がインカレ完全制覇を狙う。
齋藤乃彩(体育2)
偉大な先輩に囲まれ過ごした2年間、着実に実力を伸ばしてきた。投擲ブロックのムードメーカーは毎日遅くまで練習に取り組み、8月には遂に自己記録を更新。最後のインカレとなる兵藤、練習パートナーの堀内とともに表彰台を目指す。競技だけでなく、広報委員として奮闘する姿にも注目。
兵藤秋穂(M2)
大学入学時から第一線で戦ってきた彼女も遂に最後の日本インカレ。4月に行われた学生個人では自己ベストを更新し全国初タイトルを獲得したが、6月の日本選手権では11位とTOP8進出を逃した。その悔しさをバネに練習に取り組み、夏の鍛錬期を順調に消化。6年間の想いを槍に乗せ、笑顔でインカレを締め括る。
以上になります。
有力選手が多く出場する投擲ブロックの活躍に注目です!!
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文責:酒井寛之(体育4)
協力:杉岡瞭磨(体育4)