日本IC2023 選手紹介【跳躍混成編】

こんばんは。広報委員長の酒井です。
今日も更新が遅くなってしまいました。
914日から917日の4日間、第92回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が開催されます。今回の舞台は埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。全出場選手を、独断と偏見に基づきながら紹介していきたいと思います。
今回は跳躍・混成種目編!!

【男子】

◯棒高跳

古澤一生(体育3)

今年の関東インカレでは1年生以来となる優勝を果たし、ユニバーシアードの日本代表に選出されるなど着実に経験と実績を積み上げてきた。後輩の松本からは集合を無断欠席する◯スと言われることもあるが、筑波大学記録保持者として周囲の声を跳ね返す大ジャンプに期待がかかる。

松井駿斗(体育4)

大学4年目の今年、8月に行われた関甲信にて自己記録を4cm更新する5m25をマーク。大会記録で優勝を飾り、今最も勢いに乗る選手の1人。ブロック長として奮闘し、選手生命に関わる大怪我を乗り越えた彼が、学群生最後の大舞台で輝きを放つ。

渡邊瑛斗(体育1)

大学1年目の今季は関東インカレで4位に入賞。6月に行われたU20アジア選手権では棒高跳だけでなく、4×100mリレーにも出場しアジアチャンピオンに輝く。目指すべくは高校の恩師であり、筑波大学歴代6位の記録を持つ舩津先生。そして筑波大学記録保持者である古澤一生。桐の葉を背負う新星が、その背中を越えていく。

 

◯三段跳

吉田康晟(体育1)

昨年のインターハイ王者。関東インカレでは4位入賞と、その名に恥じない活躍を見せている。直近の強化期間にはクリーンで120キロのベストを更新し、コンディションも上々。残りは疲労を抜くだけ(本人談)。入学以降、照明が落ちるまで練習をし続けた成果を発揮し、頂点を目指す。

松田基(M1)

“バネ人間”と評されるほどの天性のバネを持つ彼も、シーズン前半は怪我に悩まされた。怪我を乗り越えると、研究と競技に勤しむ夏を過ごした。昨年は諸事情で欠場した分、2年分の思いをピットで表現する。サウナ好きの優男は、彼を追う後輩たちに背中で語ることはできるか。

 

◯走幅跳

松本陸(M1)

100mを10.50で走るスピードを活かした跳躍が武器。昨年の日本インカレでは2位に入賞しており、その実績は十分。2年連続の表彰台へ、大型新人が躍動する。選手紹介で行われるポーズにも注目。

渡邊希(体育2)

入学1年目の昨シーズン、初の日本代表を経験するなど大躍進を遂げた。冬から積み上げてきた練習の成果を熊谷で発揮し、京都のリベンジを果たす。怪我で出場が叶わなかった柾木(体育3)、宮下(体育4)の想いをのせ、大ジャンプを見せられるか。

 

◯走高跳

チュクネレジョエル優人(体育1)

大学1年目の今季はU20日本選手権で3位に入賞するなど活躍。スマブラでは負けることが多い、武政、藤井に圧倒的な力を見せつけたい。プリン使いのジャンパーが、持ち前のパワーを魅せ華麗な跳躍を披露する。

武政壮之助(体育3)

8月、自己記録を2cm更新し2m15cmに到達。大学入学以降、越えられなかった壁を乗り越えた。ハイレベルな高跳びパートを率いる切込隊長が筑波に勢いをもたらす。最後の1人までピットに残り、優勝インタビューで武政節を聞けるのか、乞うご期待。

藤井稜真(M1)

関東インカレ王者として臨んだ昨年は3位入賞と、教育実習の疲労を見せない跳躍を披露。院生となって挑む今年は、2年連続の表彰台と頂点の座を。いつも一緒に過ごす後輩たちにはまだ負けられない。後輩たちを踏み台に、一人勝ちを密かに狙う。

 

◯十種競技

【2017年以来の3人出場】

新開俊智(体育4)・荒岡秀伍(M1)・市川翔太(M2)

ブロック長である新開俊智(体育4)を中心に、“混成優勝”のため厳しい練習を積んできた。今季、多くの自己ベスト更新者を出すなどブロック全体が絶好調。新開は得意のスプリントを磨き、学生個人優勝、関東インカレ2位と大躍進。福岡大で二度のインカレ入賞を果たし、自己最高順位の更新を狙う市川翔太(M2)、6948点の自己ベストを持ち、鹿屋体育大で西日本インカレ2位の実績を持つ荒岡秀伍(M1)もその実力は健在。“日本1の混成パート”が熊谷を揺らす。

 

【女子】

◯走高跳

八重樫澄佳(体育3)

昨年の日本インカレでは6位、今年の関東インカレでは7位に終わり、大学入学以降、苦渋を嘗める日々が続く。それでも、8月には4年ぶりに自己ベストを更新し、遂に進化の時を迎えた。これまでの想いを全てぶつけ、怪我で出場が叶わなかった小林美月(体育2)の思いを背負い、宗澤(体育3)と共に“ワンワンフィニッシュ”を目指す。

宗澤ティファニー(体育3)

1年生から安定した成績を残し、今季は自己記録を更新、アベレージも過去最高を記録するなど3年間の中でも特に好調。親友の小林(体育2)、八重樫(体育3)とともに育んだ絆と日々磨いた技術を原動力に、勝利への歯車が動き出す。

 

◯走幅跳

秦くるみ(体育1)

伊豆中央高から入学した今年、持ち前の勝負強さを見せた関東インカレでは最終跳躍で上位に食い込み、いきなりの2位入賞。U20日本選手権では不調に終わったものの、8月の東海選手権では自己ベストタイの跳躍を見せ、周囲の不安を一蹴。元気いっぱいの跳躍で頂を獲り、チームに勢いをもたらす。

 

◯三段跳

秦くるみ(体育1)

佐伯舞子(体育4)

学群生ラストイヤーとなる今年は最高学年として跳躍ブロックを支えてきた。優勝を目指し臨んだ関東インカレでは無念の6位に終わり、9月のリベンジに向け淡々と練習に取り組んだ。インカレ前哨戦となる関甲信では優勝し、準備は万端。苦しい4年間を過ごした分、4度目の正直となる今回こそ優勝を飾り、表彰台で最高の“スマイル”を見せられるか。

 

棒高跳

村田蒼空(体育1)

高校記録保持者として入学し、関東インカレ2位、U20アジア選手権4位入賞とその実力を遺憾無く発揮。バイトをすることもなく、陸上1色の夏休みを送った。1日の大半を一緒に過ごす親友の秦と共に関東インカレのリベンジを果たし、頂点を狙う。

 相原ほのか(体育2)

 3本目に強い劇場型ジャンパー。まだまだ発展途上の彼女は、日々確かな手応えを得ながら進化中。熊谷でこれまでの努力と進化の証を見せられるか。跳躍ブロックの元気印が相原劇場を披露し筑波を湧かせる。

 

七種競技

中尾日香(体育1)

5月の関東インカレでは愛する先輩の池田とともに7種目を戦い抜き、7位入賞。暑い夏の練習を愛用の日傘、同期の柳澤とともに乗り越えた。高校時代から全国で結果を残し続けた彼女がどんな戦いを見せるのか、最終種目まで目が離せない。

 


以上になります。

元気いっぱいの跳躍混成ブロックの活躍に期待です!!

 

◇Twitter 筑波大学陸上競技部

◇Instagram 筑波大学陸上競技部

ハッシュタグ #醒めて起て #Achieve!!

 

文責:酒井寛之(体育4)

協力:藤井稜真(M1)

松本詢真(体育2)