【フリカエリタイ!ダン!!〜4年生が対談で2023インカレを振り返る〜】 #1「応援団長対談」

こんにちは。

跳躍混成ブロック4年の佐伯舞子です。

朝晩の冷え込みが厳しさを増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

冬季真只中のこの時期に皆様の心を再熱させるべく、本日より2023インカレの振り返り対談をお送りしていきます。この企画では、西山(投擲4)と佐伯(跳躍4)がインタビュアーを担当させていただきました。

第一弾は「応援団長対談」として、関東インカレ応援団長の大井悠(混成4)と、日本インカレ応援団長の中山颯太(短距離4)にお話を伺いました。

インカレを応援で盛り上げた、アツい2人の対談をぜひご覧下さい!

※この対談は10月に行われたものです

左から、西山(投擲4)、大井(混成4)、中山(短距離4)、佐伯(跳躍4)

 

西山)2人はそれぞれ応援団長(関カレ: 大井、全カレ: 中山)でしたけど、特に大変だったことはなんですか?じゃあまずは関カレ応援団長!

大井)特に大変だったことは、、なんやろな、、スタンドでの待機時間が一番大変やったかな。暑かったし雨降ったし。

西山)関カレは雨が凄かったもんね。

大井)でも事前の準備はそこまでで、先輩らに過去の応援動画いただいたからそれ参考にいろいろ作っていったのと、西吉君(短距離2)とか井澤(短距離3)とかが結構動いてくれたからそんなめちゃくちゃ大変やったっていうのはあんまりないかな。本当にスタンドでの待機時間が大変やったな。

佐伯)応援動画!過去のやつもらえたの?

大井)そうそう。兵藤さん(投擲M2)が持っとって。兵藤さんに「ください!」って言って。

西山)お〜さすが!

西山)でも私たちはマジで応援知らなかったじゃん。だけど会場とかチームの盛り上がりに合わせて盛り上がってたよね。

中山)マジで勢いが大事やった

西山)今まで応援できてなかった分のストレス発散みたいな感じだったよね。他の大学もね。

中山)俺も野口美帆さん(R4年度卒・昨年の関カレ応援団長)に聞いたんよ。「何したらいいですか?」って。

佐伯)あ〜うんうん。

中山)そしたら「勢いやで」って。

西山・佐伯)笑笑

中山)でもさ、俺も集団応援が解禁された後(昨年の関カレ以降)のインカレは審判ばっかやっててさ、応援席におることあんまりなかったんよ。それこそ最後の方にちょっと参加できるみたいな感じで。実はそんなに応援知らんかったから、やっぱり勢いでいくかぁって。

西山)やっぱり関カレ経験してみんなもうなんとなくは分かってたからさ。そっちの方がフォーマットができてたから、少しはやりやすかったのもあるかもしれないね。

中山)確かに大変だったのは(大井)やったかもしれんなぁ。

大井)でも流れでみんなわかってくれたから!

佐伯)応援団長ってどうやって決まったんだっけ。引き受けてくれたのか!

大井)そやな!まず各ブロックから一人ずつで、僕は選手じゃないからやってもいいかなと思って立候補して。で、集まった各ブロックの応援団の中で「誰する?」ってなって、「じゃあやるわ」って。

西山・佐伯)お〜。ありがとう…!

中山)ちょっと違うわ、俺、単発で決まった。

佐伯)任された?

中山)志萌さん(投擲4)に「ちゅーざん(中山のあだ名)ちょっとやってくんない?」って言われて。

西山)それは断れないねぇ。(笑)

中山)「全然断っていいよ」って言ってくれたんやけど、「いいよ〜やるわ〜」って言って。他の応援のリーダーたちは、俺がなった後に「各ブロックに(応援団が)いた方がいいわ」って思ったから、出てきてもらってって感じかな。

 

佐伯)次は印象に残ってることについて教えてください!

大井)関カレは西山藍那さんの表彰台ですかねえ〜。

西山)わいですかぁ。(笑)

大井)あとは、やっぱりマイル優勝したの良かったよね。あれは応援のし甲斐があったな。

西山)そうだね!めっちゃ楽しかったんだけどあの応援!新開(混成4)がユニフォーム仕込んできて脱いだ時は笑った。(笑)

大井)あいつ試合の日じゃないのに着てきて、「脱いで良い?脱いで良い?」って。(笑)

西山・佐伯)笑笑

大井)あとはたまたまその日が僕の誕生日で、みんなでバースデーソング歌ってくれて。あれは嬉しかったな。

中山)印象に残ってることなんやろ、、 悪い印象しか残ってない。勝ち切られへんみたいな。めっちゃ応援頑張ってるけど、届いてないんかな、応援足りてないんかなみたいな。めっちゃそんな感じで4日間過ごしてたかな。結構ギリギリでラウンド上がられへんみたいなのが多かって。もうちょっと背中押せたんかなとかいう気持ちはずっとあった。

西山)届いてたと思うよ。

佐伯)跳躍はさ、メインスタンドで競技をやることが多いけど、メインで集団応援するのは多分だめだったじゃん。三段の日に筑波も結構メインに応援団いてくれたんだけど、途中から声出す応援ができなくなっちゃったみたいで。それはちょっとだけ寂しかったんだけど、バックスタンドからは聞こえてた!

中山)よかった。バックからめっちゃ言おうぜって言ってた。

佐伯)めっちゃありがたいわぁ…。

 

西山)次は、お気に入りの応援

中山)お気に入りの応援かぁ。

西山)私はね、「はるか!はるか・はるか!……はーるーか!」のやつ!

佐伯)だと思った。(笑)

西山)ハマりすぎて、研究室でことあるごとにずっとやってたもんね。笑)

大井)俺はつくばんざい楽しかったよ。誰か入賞するとできるし。

中山)つくばんざい、あんまり声出えへんから気づかれへんよな。

西山)でも私は表彰台登ったら毎回後ろ見てた!

大井)あ〜ほんと!

中山)タイミングが合うかが大事やなぁ。

大井)1回の表彰でつくばんざい3回くらいやったことある。気づいてもらえなくて。

中山・西山・佐伯)笑笑

西山)3年生の時の関カレくらいから全体応援になったから、サイレントつくばんざいはあったじゃん。けど3年生の時はそれ知らなくて、つくばんざいっていうのがあるんだよっていうのを教えてもらってから、毎回後ろ向いて「つくつく☝︎」するようにしてた。

佐伯)いいな〜したいなぁ。

中山)今回は、決勝種目の前に必ず宣揚歌を歌うようにして。

西山)え〜!

中山)宣揚歌を応援の一種みたいな感じでやってたな。宣揚歌聞いたら引き締まる気するなぁと思って。

西山)どのタイミングで?

中山)選手紹介終わって、流ししてるくらい!タイミングは決まってないけど、じゃあ宣揚歌歌うかって感じで歌ってた。だから多い時は1日で4、5回歌ったり。

佐伯)宣揚歌って右左って揺れて歌うじゃん。ライブ配信で見てた時とかに、なんで揺れてるんだろ、歌うタイミングあるのかなって思ってたけど、そういうことかぁ。

中山)3文字の応援のやつは予選の時に、トラックの選手が出走する前「せーの(名前)」とか呼ぶやん。その時に言ってた。応援中だと息合わんのよ。

西山)みんな高揚してるしね!(笑)

西山)よく考えるとさ、私も舞子も4日目だったからほとんど応援に参加できなくて。インカレは最後のマイルくらいしかできなかったから、楽しそうで良いなって思ったよ。一緒に宣揚歌歌いたかったな。

大井)みんな歌えるんが良いよな。

西山)うんうん。

中山)あと今回は、宣揚歌歌えない人のために歌詞書いてった。

大井・西山)あれめっちゃ良かったよな!

佐伯)そうなの!

中山)1年生とか覚えてない人いたら見ながら歌えるかなって。

西山)「おぉ!」とか言っちゃったもん。めっちゃありがとうと思った。

中山)俺の汚い字が…

西山)上の方だったけどすんごい見えた。炭で書いてたのかなって。

中山)いやいやマッキー。(笑)前日の夜に「書くか!」ってなって走り書きで書いた。

西山)あれ感動した。ほんとに。

中山)実は、何種類か応援パターン考えてたんやけど、初めてやることにプラスして自分自身があんまり覚えてなくて。

西山)「燃え上がれ」のやつ?

中山)あ〜そうそう。ロッテの応援歌とかを文字ったりしとったんやけど、俺がわからんからみんなわからんくなって。(笑)やったら盛り上がるやろうなって思っとったけど、3、4回やって諦めた。

西山)みんな分かるやつじゃないと難しいもんね。

中山)シンプルかつ盛り上がりやすかったのが「盛り上がりが足りない」やって。(笑)めっちゃそれをやってた。みんなも結構楽しんでやっててくれたから。

 

西山)応援団長としてチームを見てどう思いましたか?

中山)ええチームやなぁって思ったけどな。応援してる人もおるけど、審判を見たら筑波の子がしてたり、救護活動入ってたり、色んなところで活躍してるなぁって思ったし。長距離の子らってあんま関わりなかったけど、初めて喋る子とトイレで会って、「体調大丈夫?」とか「応援頑張ろな」って言ったら「今からトレーナーなんです、トレーナー終わったらまた帰ってきます」みたいなやりとりがあって、「あ〜色々やってくれてるわ〜」って思いながらいたな。

大井)僕は、みんな頑張ってくれてて良いなぁって思ったのと、応援団長をしたから関カレ後の練習で結構挨拶が返ってきたりとかっていうのが増えて。今まであまり試合にも出ていなかったから知らん人多かったと思うし。

中山)俺もインスタのフォロワー2、3人増えたな。(笑)

大井・西山・佐伯)笑笑

佐伯)応援団長って結構ね存在大きいよね。あの集団を動かしてるんだって思ったらね。

西山)覚えてもらえるよね。

大井)あとは選手が走ってくれたり活躍してくれたりしたらシンプルに嬉しかったけどな。

中山)「応援ありがとうございました」って言われたらめっちゃ嬉しかったな。

西山・佐伯)うんうん。

中山)井澤(短距離3)がめっちゃ緊張してたらしいっていうのを聞いたから、「できる応援全部やったろ」って思って、宣揚歌以外のできる応援全部して。やのに井澤の時だけめっちゃやり直しあってあんま締まらんかったんやけど、緊張ほぐれましたとか言ってくれて。

佐伯)めっちゃ嬉しいよね。

西山)でもリアルに、良い圧、背中を押してくれてる感じの圧は感じた。今回のインカレは投擲場だったから投擲の人たちの応援だったんだけど、関カレの時はみんな応援してくれてるし、サークル入る時に自分をぐーーんて持ち上げてくれるような圧をガチで感じる。

大井・中山)味わいたかったなぁ。(笑)

西山)ほんと応援って力あるなって思う。

佐伯)私も、ピット入って跳ぶ前に「いきます」って言うじゃん。その前に一旦応援席見るんよ。

西山)あ〜!

佐伯)「いきます」って言ったらみんなが反応してくれるから、それで一旦落ち着いていけるから。水色の集団をずっと探してた。

中山・大井)へえ〜。応援団見るんや。

佐伯)いるだけで良いし、声聞こえたらさらに良い。ほんとにありがたかったです。

中山)投擲とか跳躍ってワーワー言われへんやん。どちらかというと、「いきます」って言った時に「おりゃー」って言われるやん。なんか言われたいん?

西山)めっちゃ言われたい!ほんとは3文字の「らーんーな!」とかやってほしいけど、フィールドの特性上厳しいところがあるから。投げる前に「いけーー!」みたいに言ってくれるのとか嬉しい。でも視線だけでも応援してくれてるんだなって感じるかな!

大井)投擲動作入ってからも大丈夫なん?

西山)静かにしてほしい人が多いかな、けど集中してたら全然気にならないけど…。(笑)

中山)三段は手拍子はどうなの?タイミング合わないとかならへん?

佐伯)合う人と合わない人がいると思うけど…。私は結構好きだから、ピンチの時とか、ここは出したいとかみたいな時に使うかな。

 

西山)次は来年へのアドバイス

中山)勢いやなぁ。勢いが大事やな。

大井)来年は結構盛り上がる人多いから、もっと良い応援というか動き方ができると思う。

中山)めっちゃ個人的に、選手じゃない人たちを取りまとめる人って勝手に主事とかサブマネみたいな雰囲気あるけど、全ての場面でそれじゃいかんなって、ちょっとね、ちょっとだけ思ったから。

西山)あ〜。

中山)今回、大洋(短距離4)と連絡とって「集合をどこでするか」みたいな指示とかは俺がやったかな。そうなると選手以外の人たちにとっては一番近い存在であり、指揮取ってる立場になるから。応援団長がそういう役割を担っても良いのかなって。

西山)そのコミュニケーションが上手くいったから応援も上手くいったんだろうね。サブマネさんとかも助かってたと思う。

中山)そこは協力的になろうと思って。

大井)あとは1日目から飛ばすと喉が潰れる

中山)マジそれやな。(笑)

佐伯)笑笑

中山)今回短距離で体調不良者出たから、全力でやるけどペース配分は大事かなと思いつつ…。でも俺はめっちゃかっ飛ばしたかな。(笑)1日目がトラックしかなかったから、「勢いつけるしかないわ!」って思って。はじめっから全力でいったら普通に短距離から体調不良出た。(笑)

大井)関カレ終わったあとすごい体調不良出たやんか。あれ僕がもうちょっと待機の仕方とかいえば良かったかなって反省しとった。

西山)あれ難しいなぁ。ずっと降ってたもんね雨。

中山)寒かったなぁ。

西山)タンクトップなってるやつもおったけど。(笑)

大井・中山・佐伯)笑笑

中山)全カレは暑かったから、「やば」って思ったら中入ってーって。今回はスタンドの裏に応援待機場所があって、それがめっちゃ良かった。

 

西山)最後は4年間のインカレの総括!個人的な!

大井)1、2年てインカレどんなんやったっけ…。

西山)あったけど、あってないような感じ。全員応援になったのは3年生からだったよね。でもやっぱりね、応援あったらめっちゃ楽しかった!1年生から4年生にかけてだんだん楽しくなってった感じ。

佐伯)別物だったな。

中山)2人は1年からずっと出場してた?

西山)そう。けど、応援できるのがマジで楽しかった。自分の競技よりも楽しかったかもしれない。

佐伯)あ〜めっちゃわかる。

大井)今年とかは特に、知ってる人が増えてきとるやんか。知っとる人が活躍してくれるのは嬉しいな。やから、普段から関わるようにしたりとかっていうのがあって、特に今年は「あいつ頑張っとるな」みたいなのは多くてよかった。

西山)知ってる人を応援するのと知らない人を応援するのじゃ違うもんね。

中山)全然ちゃうよな。

大井)3年の時に、来年自分も出たいなって思いつつ、どこまで行っても届かなかったのがインカレやから、僕としては。そういう気持ちもあるから、選手として出れるのはすごいなって思うし、そういう気持ちもありつつ…っていうような4年間のインカレやったね。

中山)俺は、堅貴(短距離4)も言ってたと思うんやけど、2年生の熊谷であったインカレで短距離が0点やって。京都があって今年があって。今年も思うようにいかんかったけど、それを振り返ったら頑張ったなっていうところはある。リレーで2連覇できひんかったっていうのも、悔しさもあるけど、熊谷0点で凹んでた自分達からしたら当たり前のレベルが上がってるというか、目指してるところがまた変わったブロックになったなって思う。出場したいなって部分はもちろんあったけど、全体を見るとそう感じるな。

西山)短距離が勢いつけてくれたから頑張るぞってなった部分はあるなって思うね。

中山)競技部の顔になれてきてるんかなって思うけど、選手はもっと求めてるもんが違うなっていうのはミーティングとかで思ったな。もっとでけえ顔になっていくんじゃないかなぁとか。

西山)そっかぁ。これからも楽しみだね!

 

 

今回の対談は以上です。

二人の競技部に対する熱い思いが感じられる対談となりました。

皆に愛され、頼られる二人が応援団長を務めてくれて良かったなと、個人的に思っています。大井くんちゅーざんありがとう!

次回は、前主事の2人がインカレを振り返る「前主事対談」をお送りします。

お楽しみに!