「なんで、中長距離やってるの?」
皆さん、初めまして!中長距離ブロック2年の田中柚良です。いつも「十人桐色」を読んで、楽しく、多くの方の文章から沢山のことを学ばせて頂いております。この度、そのようないつも読む立場である「十人桐色」の執筆という貴重な機会を頂き、大変嬉しく思います。これまで「十人桐色」に書かれていたような読みごたえのある文章には劣りますが、少しでも読んで下さったら嬉しいです。
まずは、簡単に自己紹介をさせて頂きます。出身地は愛知県で、趣味はドラマ、映画鑑賞、専門種目は1500mです。特徴は、チビ、顔のほくろです...競技場でそのような人を見かけたら話しかけて下さったら嬉しいです。特技は懸垂などぶら下がり系です。その理由はおばあちゃん家にありほとんど使われず物干し竿になってしまっていたぶら下がり健康器を高校2年生の冬頃に譲り受けてから一人暮らしの家にも持ってきて今でもぶら下がりを続けているからです。競技場の鉄棒がいっぱいの時はぜひ私の家に(笑)!
何を書けばよいのかとても悩みましたが、私は今までで何度も聞かれたことのある、また今読んで下さっている人の中でも思っていたことがあるかもしれない「なぜ、長いし疲れる中長距離をはじめ続けているのか」についての私の答えを書かせていただきます。 私が初めて中長距離を経験したのは中学2年生の時でした。小、中、陸上部はなく、バスケットボール部だった私は中学2年生の時に人が集まらないからと市町村対抗駅伝の練習会に誘われました。正直絶対きついし…と思いながらもあまりよく分からず走った300mトラック10周の3000m。ゴール後には息もすごく上がり倒れるほどきつくてこんなにきついのは人生初でした。しかしきつかった分だけの今まで感じたことのないような達成感、解放感を強く感じました。これが、私が中長距離をやっている理由の1つです。もちろんきついですが達成感、解放感はそれ以上であると思います!
また、走っている時に家族、友人はもちろん、タイムを読んでくれたりしてサポートしてくださっている地域の方々まで、多くの周りの人たちが応援してくれたり、走った後に頑張ったねと言ってくれたり、頑張っているのを見て私も頑張らないとって思ったよと言われたりして、今まで感じたことのないような喜びを感じました。これが、私が中長距離を行っている2つ目の理由です。多くの人から応援をはじめとする影響を受け、走りで影響を与えることへのやりがいはとても大きいと感じています!
また、走り終わった後にサラダバー、ジェラート、ドリンクバーのあるハンバーグ屋さんに行ったのですがいつも以上においしくてたくさん食べたのがとても印象的です。これも、私が中長距離をやっている理由に入ります。ご飯は私にとって結構大きなモチベーションになっています(笑)。レース後やきつい練習の後にアイスやお菓子など美味しいものや好きなものをたくさん食べるのを楽しみにしてます!同期はみんな結構食べるので普段からご飯の話をいっぱいします(笑)。今これを読んでいる方でおすすめのおいしいものあればぜひ教えてください!
そして市町村対抗駅伝本番。陸上デビュー戦でした。はじめの方に急な坂があって,,,結構ずっときつかったですが襷渡しの時にファイト!と次の区間の子が叫んでくれてめっちゃ頑張れて力を振り絞って倒れた思い出があります。走っている時は一人であるけど襷を通じでそれぞれのチームへの想いを繋いでみんなで長距離を走り切る駅伝の良さを知りました。個人種目、チーム種目の両方を経験できる長距離ならではの種目駅伝をやりたいというのも中長距離をやっている4つ目の理由です。
ここまで「なぜ、長いし疲れる中長距離をはじめ続けているのか」について陸上をはじめたきっかけなどとともに述べてきましたが残された陸上中長距離人生もあと3年を切りました!今回改めて陸上中長距離人生の原点に振り返ることができ良かったです。いつも応援、サポートしてくださっている仲間、家族、先生方をはじめとする多くの方に感謝を忘れず、残りの約3年悔いなく走りで恩返しできるよう駆け抜けていきます!最後まで長く拙い文章読んで下さりありがとうございました。