まずは自己紹介からさせていただきます。
皆さん、はじめまして。体育専門学群1年の井上敏志です。
出身校は岡山県立玉野光南高等学校です。
私は三段跳を専門としており、自己ベストは15m87cmです。
目標は日本の三段跳を世界で1番近い種目にする第一人者となることです。
私は岡山県倉敷市で生まれ育ちました。

岡山は晴れの国で知られている通り気候も岡山県の人達も本当にあったかいです。
中学生の頃に陸上競技に出会いました。はじめは投擲をしており中学3年生で四種競技に転向し、当時は2348点でした。可もなく不可もなくといった記録です。
その頃はビビっときた種目に巡り会えていませんでした。足も遅く、唯一誰よりも強かったのはバウンディングでした。そんなこんなで陸上をしている時に顧問の先生から「三段跳出てみんか?」と言われました。その一言で私の競技人生は大きく変わっていきました。三段跳という種目に私はビビっときたのです。
高校は玉野光南高校の体育科に入学しました。岡山県の中でも田舎の方で周りは田んぼに囲まれ、逆に誘惑がない環境で学びました。毎日朝5時に起き片道70分かけて高校へ行き朝練習をしていました。日曜日のオフの日はゆっくり寝たくても5時に起きてしまうという習慣が付きました。高校で三段跳を本格的にはじめ、高校2年次には全国大会にも出場できる実力になり、インターハイでも入賞することができました。そして高校3年次には目標であった全国優勝を果たすことができました。
そして筑波大学に入学し、5月にあった記録会で自己ベストの15m87cmをマークしました。
そしてその記録を出した今、私は初の国際大会出場権を獲得することができました。この「十人桐色」が投稿されている頃には、私はアメリカのオレゴン州で三段跳をしていると思います。

小学6年生の井上 テーマ「いぇい」
さて、今回は私が高校時代から憧れていた「十人桐色」を私自身が描けるという滅多にない機会を頂き光栄に思っております。
筑波大学へ入学して4ヶ月弱が経ちました。入学時に抱いていた不安や先輩方、先生方、同期との関わりにも少しずつ慣れてきました。そして現在夏休みの真っ只中であります。早速本題に入りますが、私が伝えたいことは「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」です。なぜこのことを伝えたいか、私の経験談を踏まえて説明していこうと思います。
一年生ですので、先輩方のような素晴らしい内容ではないかもしれませんがよろしくお願いします。(ホケン)
私はありがたいことにこの筑波大学という環境で陸上競技をすることができています。競技場を見渡せば、日本一、国際大会出場・入賞・優勝を目指している選手達が日々努力をぶつけている姿が目に入ります。
私自身もその一員であり、そんな毎日を送れていることが誇らしく、背筋がのびる思いであります。
生活で気づいたことは、全てが自分次第なんだということです。かつては洗濯物をカゴに入れれば次の日には綺麗に畳まれて戻ってくるような魔法を使っていましたが、もうその魔法は使えません。自分で洗濯をし、自分で畳まなければなりません。「たった1日くらい…」といって洗濯をサボるとみるみる内に洗濯物が溜まり後々後悔するんです。陸上競技においてもそうです。自分次第で目標に向かって日々努力し叶えることができれば、逆に目標を立てたのに自分自身のたった一つの甘えで潰してしまうんだと。
私の目標を叶えるべく、ある先生が「先人の声を聞け」ということをおっしゃっていました。私はその言葉に影響を受け、先人の声を聞くことにしました。そして私は「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」というインドの政治家マハトマ・ガンディーの言葉を発見しました。
(マハトマ・ガンディーは暴力を使わずにイギリスの支配からインドを独立させた人物)
この言葉の意味は毎日を後悔なく全力で生きることと、生涯にわたって貪欲に学び続けることです。
この言葉はかなり面白く、
「明日死ぬかのように生きよ。」→
1 明日がない
2 時間はない
3 未来より今
「永遠に生きるかのように学べ。」→
1 明日がある
2 時間がある
3 今より未来
と逆説的な表現が並んでいます。私はガンディーはこんなことを伝えたかったのではないかと思います。
それは明日死ぬかもしれないという人生の儚さを提示すると共に、「明日がある」を当たり前にしない今を大切にしてほしいということ
永遠に生きるかのように学ぶ、人間の成長に終わりがないという姿勢、結果を急ぎすぎず、生涯学び続ける謙虚さ、探究心を持つこと
つまり、時間はあるようでないのだから明日死んでも後悔しないよう今を大切に生き、知識を広げ、常に探究心を持ち続ける謙虚な人であれ。ということです。
私はこの言葉のように、基本の生活から変えていくことが、とても大切なのだと感じました。高校の頃よりも自分で責任を取ることが増えた今だからこそ、競技力だけにフォーカスするのではなく、人としての人間力を高めていくべきだと思いました。
人生は『明日』でできているのではなく、『今日』の積み重ねでできています。
だから私は、今日を生き切ります。そして、明日もまた学び続けます。
入学してたった4ヶ月弱ですが、筑波大学は私にこのようなきっかけ、考え方を与えてくれました。1日1日を大切に積み重ね、この4年間で花を咲かせられるように頑張っていきます。
これからも井上敏志の応援をよろしくお願いいたします。
