【十人桐色】#17  ケガを乗り越えて

十人桐色、対談第7弾です!

今回のお題は「大怪我を経験した人」でした。

暗いお話しになるのでは?と思ってしまうかもしれませんが、とてもためになるお話を聞くことが出来ました。

今回お話を聞かせてくれたのは以下4名の部員になります。

◇今回のピックアップ選手◇

塩崎 泉(体育1)

井上 翔遥(体育3)

仲井 陽太(体育2)

藤森 俊秀(体育3)

 

尚、今回の運営メンバーは、

浅井 さくら(体育3)

杉山 駿介(体育2)

中谷 桐子(体育2)

橋本 昇悟(体育1)が担当します。

以下、インタビューの様子をご紹介します↓

 

塩崎 泉(体育1)

好きな色➝オレンジ

つくばでおすすめなご飯屋さん➝あすかて食堂

誕生日➝2000年4月3日

趣味➝筋トレ(腹筋)

憧れの先輩➝若園茜さん、渡部海帆さん

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浅井)陸上を始めたきっかけは?

塩崎)始めたきっかけは2つあって、中学校の体育祭で走高跳が結構跳べて…

中谷)高跳びやってたんだ?

塩崎)体育祭の種目にあったから出てみたんです(笑)それで陸上部の先生にやってみないかって言われたのともう一つは体操をいままでやっていたんですけど、身長が伸びすぎちゃってきついなってなって…。あとお姉ちゃんも陸上やってたんですよ。だからいいなぁって思って。

中谷)どうして高跳びから棒高跳びになったの?

塩崎)中学校の時はもともと混成(4種)をやっていたんです。中2の終わりから陸上を始めたんですけど、いろいろな種目に出て自分に合ったのを見つけようみたいな感じで…。それでたまたま4種の記録が良くて、それで4種をやろうってなりました。ほんとは棒高跳びがやりたかったんですけど、中学校ってないじゃないですか?だから高校から始めました。

浅井)そうだったんだ!

中谷)何でも器用にできちゃうんだね。

浅井)ね!体操やってる人って器用そうだもんね!(笑)

浅井)中学の時から怪我はよくしてた?

塩崎)もともと腰はよく痛めてて、腰痛持ちで…。高校は結構してました。大きいのを2回くらい。

浅井)腰と…?

塩崎)脚です。腰は大きくないです(笑)鎖骨と脚です。

浅井)うわぁ。たいへんだ。鎖骨はいつ?

塩崎)鎖骨は高3の11月です。脚の方は高1の時の足首の疲労骨折です。半年も競技できなかったんですよ。

浅井)半年も!?

塩崎)はい。1年の冬季はやってないです。いやぁ、ほんとにぶくぶく太っちゃいました(笑)

浅井)じゃあそんだけ怪我してきてさ、練習ができないわけじゃん?なんか心境の変化とか陸上に対する考え方とか変わったりした?

塩崎)とりあえず鎖骨を折ってからはポールが怖くなりました。上から落ちたんで…。しかも太っちゃって…みたいな(笑)それだけです。怖くなっちゃったのと太ったのと。

浅井)怪我してから(鎖骨折ってから)復帰までにどれくらいかかった?

塩崎)えーっと、3月とかかな?11月に折って、12月に手術して、2月終わりくらいにボルト抜いて、3月くらいにやっとって感じです。

中谷)怪我してから初めて跳んだ時の感じは?

塩崎)それは、跳べなかったです。試合で跳んだんですけど、突っ込めなくて。途中(空中)で止まったりして…で、沖縄合宿でちゃんと練習やって跳べるようになりました。

中谷)克服するのが大変そう。脚は何で怪我したの?高1で棒高をやり始めたらって感じ?

塩崎)はい、棒高を始めて、その冬の冬季でハードルをやったら折れました。

浅井、中谷)え、ハードルで?(笑)

塩崎)新人戦でハードル出ろって言われて出たんです。一応4種やってたんで(笑)ハードルで疲労骨折しました。それで半年ボツです(笑)

中谷)そうだったんだ!棒高じゃなかったんだね!

浅井)怪我をして学んだことってなんかある?

塩崎)学んだことかぁ。怪我中に気を付けていたことなら、モチベーションの維持ですかね。

中谷)確かにそれが一番難しそう。

浅井)どうやって維持してたの?

塩崎)んー、なんか、めっちゃ自信あったんですよ私(笑)怪我しても、まぁ大丈夫だろうみたいな。鎖骨の時はさすがにちょっと怖くなりましたけど。でもまぁ自信あったんで別に特に気分下がったりはしなかったんですよね。(笑)

浅井)いいね。すごいポジティブ!でもその考え方すごい分かるかも(笑)あんまり気をお落としすぎずに、大丈夫だろうって思うことも大事だよね。

中谷)怪我をしている人たちに向けてアドバイスとかある?

塩崎)焦らないってことですかね。

浅井、中谷)おぉ。

塩崎)私はほんとに完治まで休むんですよ。絶対にやるなって言われてたし。完治まで絶対に休むってことです!

中谷)みんなすぐ練習しだしちゃうからね。

浅井)いけそうって思ったらやっちゃうよね。じゃあ、今治療してる子たちに向けて一言!

塩崎)私、最近腰怪我してたじゃないですか?で、今日久々に跳躍したんですけど、全然感覚も変わらずにできたので、まぁ落ち込まず、焦らずにいれば大丈夫だと思います。

浅井)なるほど。自信をもってということだね。

塩崎)いつかは治るから!

浅井)泉はほんとポジティブだね。

中谷)経験した人が言うと説得力がある!(笑)

浅井)じゃあ最後に今シーズンの目標を教えてください。

塩崎)えーっと、とりあえず、関カレまでに90(3m90)を跳んで、日本選手権に出る!っていうのと、怪我をしないからだづくりをするって言うこと。

中谷)やっぱ怪我してきただけにね(笑)

塩崎)はい(笑)この1年間で体を変えようと思って頑張ってます、今。

中谷)それありきの筋トレなんだね(笑)

 

井上 翔遥(体育3)

自分の色→灰色

おすすめのごはん屋さん→くい亭

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杉山)陸上を始めた理由は何ですか?

井上)小4の時に父親に勧められて気軽に始めたね。最初は100mをやってたんだけど初めて出た県大会で優勝しちゃって、そこからは色々やって高校までハードルをやってたな。

杉山)大学で転向した理由は何ですか?

井上)先生が自分の長所をピックアップしてくれたのと、怪我が多いから先生にまず下地作りをしろって言われてスプリントメインで練習をしてて、気づいたらリレー走ったり200,400走ったりしてたから、まあ流れだね。

橋本)怪我をして考え方等は変わりましたか?

井上)分かったことは基礎がすごく大事ってこと。人より足が速かったりすると発展的な所に目が行きがちなんだけど、基礎が無いといつかガタが来て、体が耐えられなくなるから、大学に入ってからは怪我する度にどこの基礎的な所が足りなかったのか考えるようになったな。

橋本)他の練習内容はどうやって決めるんですか?

井上)ウェイトに関しては先生に止められてて,大学入ってからはずっと高重量のウェイトをやらずに、軽負荷とかみんなと違う動きでやってたね。みんなが高重量でやる横で軽いのを一人だけ別の動きでやるからもどかしさはあったし、結果が出るか不安だったけど、そこは自分を信じてやったな。

杉山)食事で気遣っていることはありますか?

井上)食事はあんまり意識してないな、陸上って精神的に摩耗するから食事くらいは楽しくしたいって思うから。自分は料理が好きだから自炊が息抜きになって、それに自炊して『昨日の料理美味しそうだったね。』って言われると嬉しいしね。一人暮らしだからずっと外食はできないし、料理の腕も上達させたいのはあるけど、一番は好きな物を食べるために自炊してるかな。

杉山)結構バランスよく作っているイメージがあるんですけど。

井上)バランスのいい食事しか載せんからね?良く出来た時だけ載せるから料理上手に見えたのかな?ありがたいことです(笑)

杉山)長期の離脱時に辛かったことはありますか?

井上)長期離脱時は自分のやってることがこの先生きるのか不安で…特に昨年は試合に出ても怪我で練習出来てないから結果が出ず、でも組織だと割と重要な役職で、部員には指示しないといけないっていうもどかしさと怪我の治りの悪さが重なってシーズン中は結構思う所があったかな。

橋本)辛い時期は何で息抜きをしてましたか?

井上)後半は練習よりも治療の方に専念してたから、それを頑張る為に自分はアニメやアイドルが好きなので見て息抜きにしてました。

杉山)最近一番アツいアイドルはどこですか?

井上)日向坂46を推させてください。自分は松田好花ちゃん推しですね。

杉山)ライブにも行きたいですか?

井上)そうだね、それにみんなにも是非行ってほしい。でもみんなが応募すると当選確率が下がるんで、当たったら誘ってください。

杉山)分かりました。(笑)

橋本)後輩に伝えたいことはありますか?

井上)四年間で長期的な怪我で辛い思いをする人はいると思うんだけど、そういう時は悩んでも仕方ないから他の所で自分の頑張りを認めてあげることが大切だと思う。怪我を治すことも大事だけど、いろんな面から自分を見て、前向きに自分のことを考えられるようにしていってほしいな。

橋本)最後に今シーズンの目標を聞かせてください。

井上)リレーメンバーに加わって両インカレで優勝したいのと、個人でもインカレ入賞したい、でも一番は自分がやり切ったって思えるぐらいの結果を出して悔いなく引退したいかな。

橋本)じゃあ、今日はこの辺でありがとうございました。

一同)ありがとうございました。

 

仲井 陽太(体育2)

好きな色→緑

つくばでおススメのごはん屋さん→くい亭

趣味→ゲーム、でもやっぱり寝るのが1番!

誕生日→4月21日(あと少しじゃん!)

憧れの先輩→岩本怜士さん(同じ一般の立場から入っているのに飛躍した、行動力がある)

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中谷)陸上を始めたきっかけは?

仲井)小学校4年生の時に小学校の部活動で市の大会に出て、運よく優勝しちゃって。

浅井、中谷)えーすごい!

仲井)それで親が「これだ!」ってなって、無理やり地域クラブに連れていかれて、入れられたのが始まりかな。

浅井)へー、じゃあ親がきっかけなんだ。

仲井)そうですね。ま、でも嫌でもなかったので。いいきっかけをくれたかなって感じですね。

中谷)最初から短距離種目だったの?

仲井)そーだね。もう100mしかやってない(笑)ハードルとか400mとかも手だしてないし。

中谷)純スプリンターだね(笑)

仲井)まじほんとにそう!(笑)

中谷)じゃあ次は今回の本題のケガについて。仲井くんは大学入って前十字靭帯のケガをしたけど、そこでなんか変わったことはあった?

仲井)大学入って最初の方は同級生とか小さい集団にいることが多くて、先輩とかと話すことも少なかったんだけど…。ケガをしてからはいろんな方が声をかけてくれたり、指導してくれたりして。そうだね、コミュニティが広がったというか、人の幅が広かった感じはするね。で、陸上に対してだと、ケガ自体が初めてだったから、ケガ人が他のメニューをしてるのを客観的にしか見たことなかったけど、実際に主観的になってやってみることでちょっと世界が広がったかな。

浅井)初めての大きなケガが前十字って。

仲井)でもあんまり怖さは感じなくて。怜士さん(卒業生)とか、中司さん(体専・3年)とか、同じ大きなケガをしたけどうまく戻っていった先輩がいたんで、何とかなるんじゃないのって考えにはなりましたね。

浅井)心境の変化とかはあった?

仲井)ありましたね。特に手術して2ヶ月くらいの歩くのもできない時期があって、その時期は一時的に集合を欠席してたんですよ。そうすると、いろんな人とのかかわりがなくなって。授業で一緒にいる人くらいしか日々合わなくなったから、軽いうつ状態にはなりましたね。発散するところもなくなって。歩いて帰らないとだし、家の中の移動もやりにくくて。すべてが精神にきましたね。

中谷)でもやっぱり人って大事だなぁ。

仲井)いや、ほんとに。実際軽いうつ状態が治ったのも、歩けるようになって集合に出始めてからなんだよ。話すって発散する力がすごいって思ってて。やっぱり人間関係が元の状態に戻って、いろんな人と話せるようになって心が楽になったかな。やっぱ周りの環境がめちゃめちゃ大事だなって感じたかな。

浅井)じゃあ、話しかけてくれるだけでも救われるんだね。

仲井)はい。ほんとに何でもいいんですよね。挨拶程度でもいいですし、なんか声かけてもらえるだけで気持ちが前向きになれる感じがしましたね。

中谷)すごいいいことを聞いたわ。

浅井)そうだね。

中谷)ケガした人とかに励ましの言葉とかはある?

仲井)はいはい。えっと、基本的には一人で閉じこもったり、処理しようとしないことかな。やっぱ他人と話す、つらいことでもケガのことでもそれ以外のことでも何でもいいんけど、話すだけでだいぶ心持って変わってプラス方向に動いたんで。周りとの関係を大切にして、どんどん人と話すってことが競技を続けていく上での精神的な面へのアプローチにはつながってくるんじゃないかと思ってて。やっぱり周りとの関係性ですかね。あとは、筑波大学はspecがあったり、大学病院があったり、トレーナーの人が処置してくれたりと、ケガしても医学的アプローチが充実しているというか。スポーツ医学が発達している大学なので、ケガしてもそんなに思い悩むことなく。処置はしっかりしてくれるんで。

浅井)心強いねえ。

仲井)頑張れば絶対何とかなるし、絶対復帰できるんで。

中谷)最後に今シーズンの目標は?

仲井)去年が復帰して1試合しか出られなかったから、最初のほうは試合勘を取り戻して、最終的には自己ベスト更新してって感じかな。

浅井)ベスト出したいもんね。頑張ろ!!

中谷)将来したいこととかはあるの?

仲井)全然やりたいことが見つからなくて。こういうことも面白そうだなって思うのはたくさんあるんだけど、現実性がなかったり。興味自体はいろいろあるんだけどね。定まった軸みたいのがない状態だから、これから自分を見つめなおして自分の楽しめるものを探していきたいなって思ってて。ま、でも海外の方とやり取りするようなことは面白そうかなとは感じてるかな。海外の人とかかわりあったり、海外に行ったりしてみたいって気持ちが、今は強いね。

 

※大きなケガを乗り越えてこれたのは、仲井くんのポジティブさはもちろん、周りも人の支えがあったからだと感じました。それも仲井くんの人柄の良さがあってのことだと思います。私も今回のことを生かして、くじけそうな人を支えていきたいと思いました。100mを愛した男の芯の強さと周りの温かさを感じたそんな対談でした。(中谷)

 

藤森 俊秀(体育3)

杉山)最初に、陸上を始めた理由は?どういうきっかけがあって陸上を始めましたか?

藤森)テレビでオリンピックを見てる時に、優勝した選手が”うまく跳べたときは空中に浮く感覚がある”というのを聞いて、かっこいいなと思って。あと、お姉ちゃんが陸上をやってたから身近だったというのもある。

杉山)今回のテーマについてお聞きしたいのですが。

藤森)もともと慢性的に足首は悪かったけど、テーピングとかで全然何とかなる程度だった。1年の冬に捻挫したんだけど、その後まだ完璧に靭帯が治っていない状態でリハビリを始めちゃって、靭帯が伸びて足首が緩みっぱなしになって走高跳の踏切で全然踏み切れなくなっちゃって伸びた靭帯を短くする手術することになった。

橋本)怪我をする前とした後で考え方など変わったことはありますか?

藤森)考え方で1番変わったのは、リスクを考えるようになったこと。怪我する前というか今もだけれど、後先を気にする前に結構衝動的に動いてしまうところがあって。調子いいときはガンガンいきたいという気持ちがあるけど、今は調子が良かったとしても、この練習をやってもし怪我をしても後悔しないかというのを自分に聞いてからやるようなった。怪我をして大きな後悔をして以来、練習に限らず何事においても、一旦自分に問いかけてから行動に移すように意識するようになった。

橋本)練習内容は計画的に?

藤森)今は長期計画を立てて大きな破綻がなくそれが達成できるように、その日の調子をみて練習を組み立ててる。今日は動けるけどちょっと違和感があるなと思ったら一歩引いたりもするし。

杉山)自分の体のコンディションも理解できてないと難しいですよね。僕も衝動的に動いてしまうときがあります。

藤森)それで上手くいくときは上手くいくし、多少は攻めていかないと、競技をやっている以上、周りの人と同じ練習をしていたら平凡な結果になると思う。だから、どこで攻めた練習をするのかのバランスが難しいと感じる。それを考える上で、もし失敗した時に自分で後悔せずにいられるかどうかを考えないといけない。中学校で競技をはじめて何度も冬季練やってきたけど、毎年どこかでやりすぎで怪我をしてもったいないことをしてきた。でも今年の冬季は意識的に抑えて少しずつだけど着実に練習を積むことができた。

橋本)怪我をして学べたことはありますか?

藤森)怪我をして学んだのは、自分が行動した時にそれが成功しても失敗しても納得できるかどうかっていうのを考えるようになったこと。行動に責任を持つということかな。それから、怪我した後、競技場に行くのが嫌になった時期があった。走高跳はその日の調子がバーをクリアできたかどうかではっきり分かる競技だから、手術をする前まで軽く跳べていた高さが、術後全然跳べなくて、自分は全然だめだと実感するのが嫌で。それは怪我前の自分と現状の自分を比べていたからだった。怪我した直後の自分をゼロとして成長していくのを実感しながら練習するようにして気持ちを切り替えた。その後はそれなりに成長を感じながら意欲的に練習できるようになってきた。気持ちの切り替え方も学べたかな。

橋本)手術後に切り替えることはすぐにできましたか?

藤森)術前と比較してリハビリ期間は練習するのがきつかった

橋本)練習を取り組む中で考え方に変化が?

藤森)はじめは手術前と比べて元の水準に戻そうとすることで競技に復帰しようと考えていたが、さっき言ったように手術前と比べていたら練習するのが嫌になってしまった。その状態でいてもモチベーションが上がらず長期的な目で見てもそれでは成長しないから、切り捨ててゼロからやるって感じに変化した。

杉山)手術後のリハビリなどはどういう気持ちで取り組みましたか?

藤森)手術後のリハビリは何で怪我をしてしまったんだろうっていうことしか考えてなかった。正直、怪我をしたことを悔いる気持ちが大きかった。

杉山)練習したくて我慢できないときもありましたか?

藤森)それはあったね。そもそも手術に至った原因が早く復帰してしまったことで靭帯が完治しなかったから、リハビリ以外の時間は陸上や練習のことについては考えていなかった。

杉山)陸上の練習ができない期間はどうゆうことをしていましたか?

藤森)リハビリ以外だと趣味に時間を費やしてた。

杉山)釣り、車、カメラ、ギターですか?

藤森)そうだね(笑)あと料理が上手くなったかな。怪我した後から身体を気にするようになって。栄養学や調理方法を勉強して、PFCバランスを考えてカロリーも計算するようになった

杉山)冬季も終わり間も無くシーズンインですが、調子はいいですか?

藤森)うーん…まぁまぁだね(笑)出力は上がって着実に進歩はしている。4月中にはシーズンの身体が仕上がる感じはある。でもまだ技術的な課題は多いと思っている。

橋本)最後になりますが、今シーズンの目標を教えていただきたいです。

藤森)自己ベスト更新です。

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インタビューは以上になります。

競技者としては、あまり触れられたくない部分もあったかもしれませんが、赤裸々に語っていただきました。

今シーズンはケガを乗り越えた彼らの活躍もチェックしてください!(編集:谷村陸)