『私の戦い方』
こんにちは。跳躍混成ブロック4年の茂沙織と申します。
今回、本コラムの執筆依頼を受け、何について皆さんにお伝えしようかたくさん考えました。せっかくなので、普段はあまり話さないことをここでお伝えしようと思います。
私は、走幅跳を専門とし、これを含む水平種目には常に寄り添い熱心に指導してくれるコーチがいました。皆さんもご存知、図子あまねさんです。
図子さんは、ブロック練習中だけでなく、自主練の時にも時間を作って指導してくれました。
私の助走や跳躍技術について、二人で時間をかけて話し合い、それを実行し、改善するといったことを繰り返し、その過程では諦めが早い私を何度も正してくれました。(←本当は自力で直すべきでした。)よく言えば二人三脚といった感じです。
そうした日々が続き、ただ単純に目標達成したいという気持ちを、「あまねさんのために跳びたい。」という感情が加勢し、私はここ2年間で持っている以上の力を発揮することが出来たと思っています。
《左:図子、右:茂》
そんなの子供じみてると思う人もいるかもしれませんが、実際に人間って結構単純だったりするんです(笑)
勿論、私の大学競技を支えてくれたのは図子さんだけではありませんが、私の中で特に彼女の存在が大きかったです。
競技をやっていると上手くいかない時や大事な試合の前に、自分の動きや記録しか見えなくなってしまいがちですが、そういう時こそ一緒に頑張っている仲間や指導してくれるコーチのことを思い出してみてください。
ある時は「誰かのために」、ある時は「チームのために」ならより高いパフォーマンスを発揮することができる(こともある)と私は思っています。
《走幅跳パート》
試合での戦い方は多種多様なので、多くの部員が在籍する本競技部にはそれだけ多くの戦い方があると思います。
そんな貴重な環境を活用して、身近な人に聞いてみるのもいいかもしれません。
〇今日のコラム〇
茂沙織(しげるさおり)
体育専門学群 4年
長崎県出身
長崎西高等学校
跳躍混成ブロック・走幅跳パート
広報委員会
2018-19年度 女子主事