【開幕間近】日本選手権展望

10月1日より開幕する第104回日本選手権まであと2日となりました。

例年は6月に開催される大会ですが、今年はコロナウイルス流行の影響により10月開催となっています。

高校生から学生・シニアまで、カテゴリーに関係なく標準記録を突破した選手のみが出場できる、まさに日本最高峰の大会。今年は総勢22名の選手が筑波大からエントリーしています。

先日開催されたU20日本選手権混成・日本選手権混成においては多数の選手が活躍し、5選手が入賞する大盛況振りを見せました。

 

以下、第104回日本選手権の出場選手を競技日時と共にご紹介します!


▷DAY1(10/1 Thu.)

初日、筑波大勢最初の種目は女子棒高跳。昨年念願の日本インカレ優勝を果たした若園茜(M2)と安定した跳躍で高校生トップを走ってきた藤家麻鈴(体育1)が出場します。14:20競技スタートです。

 

14:35から行われる女子走高跳には浅井さくら(体育4)寺谷諭美(M2)が出場します。両選手とも日本インカレで入賞しており、日本トップレベルの選手かひしめき合う中でどれだけ実力を出すことが出来るか注目です。

 

女子走幅跳には長年女子走幅跳界を牽引してきている高良彩花(体育2)が登場。どんな状況でも結果を出してきた彼女にかかるプレッシャーは想像も出来ませんが、それを跳ねのけるビッグジャンプを見せてくれるでしょう。競技は17:15スタートです。

 

トラックでは女子100mがスタート。昨年この大会で高校生ながら入賞している三浦由奈(体育1)景山咲穂(体育1)のルーキー2人が登場。1年生らしい伸び伸びとした走りに注目です。予選は14:40~、準決勝は19:10~となっています。

 

予選17:30~の女子1500mには樫原沙紀(体育1)が出場。先日の日本インカレでは同種目で決勝進出を果たしています。波に乗ったまま今大会も駆け抜けます。

 

投擲種目は14:30から女子やり投が行われます。毎年ハイレベルな戦いが繰り広げられるこの種目には兵藤秋穂(体育3)がエントリー。日本インカレの雪辱を果たすべく果敢に挑みます。

 

17:30からは男子砲丸投。日本選手権初出場となる羽生田智(体育4)が出場します。筑波大入学後にメキメキと力をつけてきた選手。今大会での活躍にも期待が高まります。

 

▷DAY2(10/2 Fri.)

2日目は12:50~女子ハンマー投からスタート。前回大会PBで5位入賞を果たした渡邉ももこ(体育2)が出場します。学生トップで活躍する選手、シニアの舞台でも彼女らしい投擲で会場を沸かせてくれることでしょう。

 

跳躍種目は14:20より女子三段跳が行われます。着実に実力をつけてきている山下桐子(体育3)、スピード感のある助走から長身を活かした跳躍が見ものの佐伯舞子(体育1)が出場します。普段からは想像できないようなダイナミックな跳躍を見せてくれる両選手に期待です。

 

男子棒高跳には跳躍ブロックを引っ張ってきた内山朋也(体育4)が出場します。誰もが認める美しい跳躍で日本インカレの雪辱を果たしてくれるでしょう。競技スタートは16:30です。

 

この日はトラック種目に多数の選手が出場。男子800m薄田健太郎(体育4)南田航希(体育1)が登場します。日頃の練習から共に切磋琢磨し合う様子が印象的な2人です。予選は14:25から。これまで培ってきた力を存分に発揮してくれることと思います。

 

女子800m、予選は14:50~。澤井柚葉(体育1)綾野千優(体育1)がエントリーしています。経験豊富な1年生2選手、大舞台でどんな走りを見せてくれるか目が離せません。

 

15:20からは女子100mH予選。小林歩未(体育2)が登場します。近年争いが激化するこの種目で爪痕を残す走りに期待がかかります。同日18:30より準決勝が行われます。

 

女子200mには前回大会2位の景山咲穂(体育1)が登場。今年も観客を圧倒するパワフルな走りが見られることを期待しましょう。予選は16:35スタートです。

 

この他、19:33からは女子100m決勝が予定されています。

 

▷DAY3(10/3 sat.)

大会最終日はトラック種目の決勝が目白押し。16:30~女子800m決勝、16:45~男子800m決勝、17:05~女子100mH決勝、17:35~女子200m決勝となっています。

フィールドは12:40から女子円盤投半田水晶(M1)アヒンバレティナ(体育3)小松真琴(体育2)の3選手が登場します。毎年円盤投には筑波大から複数名がエントリーしています。チーム筑波での好記録ラッシュを期待しましょう。

 

以上の選手が、桐の葉を胸に新潟の地で競技します。

観客動員数の制限など例年とは異なる形での開催とはなりますが、精一杯戦う選手へご声援いただければと思います。

 

 

大会期間中はライブ中継やテレビ放映も予定されていますので、ぜひ選手の勇姿をご覧ください!

3日間、筑波大学への応援をよろしくお願い致します!

 

 

文責:投擲3年 兵藤秋穂

   跳躍3年 吉岡美玲