【十人桐色2026】#7「私なりに目指す姿」勝くるみ

こんにちは。
この度、中長距離ブロック長を務めることになりました。
勝(すぐれ)くるみです。

昨年に引き続き、「十人桐色」を書く機会をいただけたことをありがたく思うとともに、立場が変わった中で執筆することに、身が引き締まる思いでいっぱいです。

専門種目は800mで、陸上歴は今年で10年目になります。

人生の約半分を陸上が占めていると考えると、なかなか感慨深い気持ちになります。そして、ついに今年で学生ラストイヤー。悔いのないよう、学生らしく明るく元気に駆け抜けたいと思います。

今回は、中長距離ブロック長として、今の自分なりの思いや目指している姿について書こうと思います。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

私は、これまでブロック長のようなリーダー的な役職を務めた経験がなく、今回が初めてです。この立場になってからの日々は、これまで出会ったことのない自分と向き合い、考える毎日だと感じています。

そんな中で、今の私なりに目指している姿があります。

それは「背中で語るブロック長」です。

「背中で語る」という言葉の意味を調べてみると、「多くを語らず、身の処し方や行動で示すこと」とあり、私の思い描いていたイメージとは少し違うと感じました。そこで私なりの解釈として、「人格で示し、行動で導き、結果で答える、責任ある行動をすること」と定義したいと思います。

私自身、言葉で引っ張ることが得意ではなく、完璧な指示を出せるわけでもありません。だからこそ、競技に対する姿勢や結果、そして逃げずに責任を持つ態度を通して、信頼される存在でありたいと考えています。

先輩方の大きな背中に憧れて入学したと思っていたら、時間はあっという間に過ぎ、気づけばさまざまな場面で同期が先頭に立つ立場になりました。「最近まで1年生だったのにね」と話しながらも、先陣を切って引っ張っている同期たちの姿を見て、私も頑張らないと、と多くの刺激をもらっています。

本当は、多くを語り、言葉で引っ張れる存在でありたいという気持ちもあります。ただ、思っている以上に口下手なので、支えてくれる同期や先輩、後輩への感謝を忘れず、行動や結果で応える「背中で語るブロック長」を目指して、一歩ずつ積み重ねていきたいと思います。

そして1年後、胸を張って「背中で語れたな」と思えるよう、自分らしく、中長距離ブロックの先頭に立って進んでいきます。

1 年間、よろしくお願いします。