中距離ブロックの澤井柚葉から紹介を受けました、跳躍混成ブロックの佐伯舞子です。
ゆずには入学当初から本当に仲良くしてもらっています。
普段は小動物のような可愛らしさとどこまでも深い優しさを持つ彼女ですが、レースとなると別人のようで、その小柄な体から醸し出すオーラにはいつも魅了されています。そして入学時から、どんな時も自分の芯をぶらさず努力し続けられる彼女の強さに感服しています。きっとこの内に秘めた強さがこれまで中距離界のトップを走り続けてきた理由であり、そして今後も彼女自身を成長させていくのだろうなと、勝手に感じているところです。
ゆず!ラストシーズン、笑顔で終わろうな〜!
さて、ゆずへの愛がバレそうになったところで、そろそろ本題に入ろうと思います。
これ以降は、有難いことに私に対して頂いた質問への返答になっています。
書く内容について悩みに悩んでいた私ですが、皆様からの質問に救っていただきながら想いを綴りました。少しの間お付き合い頂けると幸いです。
Q. 自己紹介してください
佐伯舞子(さいきまいこ)です。専門種目は三段跳です!
Q. 得意料理は何ですか!
煮込みハンバーグ!食べにきてね^^
(一昨年のバレンタイン失敗作)
Q. ストレス発散方法は?
カラオケ一択です。aiko、あいみょん、TWICE、back numberなどなど大好きです。いつも付き合ってくれる皆様には本当に感謝しています。カラオケ好きな方、今度一緒に行きましょう^^
Q. 名前の由来知りたいです!
「舞」には多くの意味が込められていますが、その内の一つが「スマイル」の「マイ」だと聞きました。これは、母がバスケットボールをしていた時のコートネームからもらったものです。母はどんな時も笑顔を絶やさない人だったことから、この「マイ」という名前を授かったそうです。
こんなに素敵な名前をいただいた私ですが、大学での陸上生活では試合で笑顔を見せる場面が非常に少なかったように思います。来たる9月、学群生最後の日本インカレで皆様に「スマイル」をお届けできるよう、日々精進いたします。
Q. 筑波大学に進学した理由!
①陸上を頑張りたかったから
②体育の勉強がしたかったから
③国立大だから
文武不岐の精神のもと、競技⇆研究で相互に成果を生かしながら高みを目指していける環境に魅力を感じました。また、高校時代に試合で見た筑波大の選手が一際輝いて見えたことも大きな理由の一つです。それまで憧れなどなかった私にとって、初めて憧れた選手が筑波大生でした。全く面識のない選手でしたが、不思議と惹かれるものがあり、その後すぐに受験を決めたことを覚えています。
(高3のいばらき国体で筑波大学を訪問)
Q. 苦しい時期もあったかと思いますが、どのように乗り越えていますか
自分だけで悩まないことで乗り越えられたことが多くありました。
大学生になって「人に頼ること」を覚えたなぁと思っています。初めての一人暮らし、立て方のわからない練習メニュー、怪我や体調不良…。先生方をはじめとして、先輩方、同期、後輩には本当にたくさん助けてもらいました。
「次の試合までどうやって練習したらいいかわからん!」と嘆いている私に、「私のメニュー見せたろか?」「メニューの組み方教えてあげるからご飯行こう!」などと声をかけてくださり、多くの知識と安心感をくださった皆様には感謝してもしきれません。
わからないことはまず悩み、それでも無理なことは頼る!でも結局は自分次第で、周りの人から得たものをどのように生かしていくのかという点は自分にかかっていると思います。この環境を生かして、でも甘えることなく、進んでいくことが大事かなと思います。
Q. 競技部の好きなところ
「十人桐色」!
懐かしいフレーズですよね。(わからない人は調べてみてください)
学群も出身も競技レベルも違う人たちが「陸上競技」を通してこれだけの人数(280人程度?)集まっている環境が私は大好きです。日々周りの人の存在、言動に刺激を受けながら練習をしています。これだけの人がいると、一つの出来事に対する考え方なんて相当な数あります。何かに悩んだとき、普段はあまり話さない人と話してみると、新しい考え方を得てふっと心が軽くなったような経験もありました。筑波大学にはトレーニング施設や研究施設等素晴らしい環境が整っていますが、「人が良い」というのが結局のところ一番の魅力かな、と思っています。
Q. 跳躍ブロックへの愛を語ってください♡
跳躍ブロックの好きなところは、
・とにかく仲良し、雰囲気が暖かい
・意外とやるときはやる
・個性豊かでそれぞれ自立していながらもまとまりがある
・試技の時にひたすら盛り上げてくれる(たまにうるさい)
・陸上が大好きで勉強熱心な人が多く、選手同士でアドバイスしあえる
とかかな!
また学群最高学年となった今、後輩が可愛くて可愛くて仕方ないです。
跳躍ブロック箱推し状態。みんな愛おしいです。
(補強中の1枚)
そして同期に向けて!
私たちの出会いはコロナ禍真只中でしたね。入学式は中止となり、部活動は制限され、オンライン授業が主流となり、さらには移動自粛を言い渡されたこの時期にそれぞれの地から集まれるはずもなく。全員が筑波の地で顔を合わせたのは9月頃だったと記憶しています。ただでさえ慣れない環境の中で練習も試合も思うようにできない時期が続き、「こんなはずじゃなかった」と嘆いていた日々が懐かしいです。そのこともあってか、競技の面では苦しい時期を過ごした人が多いのではないかと感じています。この間のお祓いも効果あるといいなぁ。(笑)
ただ、私たちにはどこにも負けないほどの仲の良さと団結力があります。みんな本っ当に優しいからこそ、この大人数でもまとまるんだろうなと思います。これまでの先輩方のように競技力・カリスマ性で引っ張ることは苦手でも、後ろから「押す」ことができるのは私たちだけかなと。跳躍ブロックの皆さん、安心して頑張ってください。背中は私たちが押しますから!
このメンバーで陸上ができるのもあと少しですね。最後は笑って終わろう!ベスト出してお祝いしようなぁ!
(愛しの同期)
「みんな良いこと書きすぎだから、ふざけていいよ(笑)」と広報委員長に言われていましたが、割と真面目な文章になってしまったかもしれません。ごめんネ酒井くん。
編集してくれる広報委員会の皆様いつもありがとう!
次は投擲ブロックの西山藍那にバトンタッチします。
らんなと言えば、ミュージカル、食べ物、変顔、謎の動き、、、存在しているだけで周りを笑顔にするスマイルメーカーで、競技部にとってなくてはならない存在です。
そんな彼女も競技となれば頼もしく、今シーズンは関東IC優勝、学生個人3位入賞など、着々と力をつけトップに上り詰めてきました。この背中の大きさ、やってくれるだろうという安心感は、大学入学後ひたむきに積み上げてきた彼女の努力から作られたものだと思います。選手紹介も含め、今後も注目が止まらない彼女のブログをお楽しみに!
佐伯舞子(さいき まいこ)
体育専門学群 4年
長崎県/純心女子高校
跳躍混成ブロック/三段跳
トレーナー委員会
前回担当、澤井のブログはこちら