リレーブログをご覧の皆様、こんにちは。投擲ブロック4年の西山藍那です。
このリレーブログ企画いつも楽しく拝見しております。
このような素敵な企画を考えてくださった広報委員、そして委員長で、先日6年ぶりにP Bを更新した酒井寛之!いつもありがとうございます。いつも広報委員に背中を押してもらっています、この場を借りてお礼させてください!!
バトンを渡してくれた長崎の女神こと佐伯舞子は、サハラ砂漠よりも広くマリアナ海溝よりも深い心の持ち主です。これまで何度も舞子の優しさに救われ癒されてきました。その優しさに触れたくて、今年のはじめに長崎にひとりで旅行に行った際には、帰省中の舞子とわざわざ長崎で密会をしたほどです。
舞子を育てた長崎、いいとこでした。本場のちゃんぽん美味しかったな〜また行きたい・・・。
舞子と@稲佐山
前回担当、佐伯のブログはこちら
私情はさておき、本題に入ります。
タイトルが「シンソウコミュニケーション」ということで、陸上競技部の人はピンときたのではないかと思います。「新倉庫」についてお話ししたいと思います。
なぜ新倉庫!?倉庫マニアなのか??と思った人もいるかもしれませんが、まずは新倉庫を知らない人のために新倉庫の説明を。
〜新倉庫とは〜
陸上競技場の100mゴール前に設置され、その名の通り投擲物やイス、テントなどが収納されており、ウエイトラックやシャフト、プレート、ベンチ台もありウエイトもできる倉庫です。ウエイトの設備としては、ラックが3台とベンチ台が2台、シャフトが12本、プレートが盛りだくさんです。ダンベルやケトルベルもあります。
現在は、指定された時間のみ正式なウエイト場を使用できるので、それ以外の時間にウエイトをしたい場合は新倉庫を使うことになります。
ではなぜ、新倉庫の話をしようかと思ったか単刀直入に言いますと、
「新倉庫、スゴイ」
と思ったからです。安直すぎる。何がすごい?
それは、新倉庫が学年、種目を超えて交流できる場だからです。
我々は陸上競技部に所属していますが、短距離、跳躍混成、長距離、投擲ブロックごとに活動しています。競技場内において活動場所が異なるので、競技中の関わりは非常に乏しいです。しかし、新倉庫があることによって、学年や種目を超えた色々な人がウエイトをしたり、競技場の数少ない日陰と扇風機を求めて避暑地として新倉庫を活用したり、体幹トレーニングやストレッチで使用するマットを取りに新倉庫に立ち寄ることもあります。
そんな時に新倉庫で自然とコミュニケーションが交わされ、横や縦のつながりが育まれていると思うのです。
それがまさに「シンソウコミュニケーション」だと。
私も新倉庫には数多くの思い出があります。
入学当初、弱々しくてウエイトの知識もなかった私に、先輩が一からウエイトを教えてくださりました。
1年生の強化練習の時、自分のあまりの体幹の弱さに呆れて新倉庫前で泣いたことがありました。
肉離れをしてしまったとき、この先どうなるのだろうと思いながら新倉庫でアイシングしたこともありました。
違う種目の人に自分の投げの動画を見てもらってアドバイスをもらうこともあります。
他ブロックや実業団の先輩と仲良くなって趣味の話したり、美味しいご飯の話をしたり、、、
家に帰るのが面倒で、新倉庫に住みたいと思っていた時期もありました。
言い出したらキリがありません。
新倉庫で出会った愉快な仲間たち
謎の腹筋トレーニングを行う上内(投擲3)執行(投擲4)齊藤(投擲2)
新倉庫は落雷時の避難場所にもなります。強そうに見えない寺崎(投擲3)新開(混成4)
筑波山二峰を背にキメキメの二人。橋本(投擲M1)堀内(投擲3)
酒井寛之(短距離4)
私は夜に競技場の前の通りを通る時、新倉庫の明かりがついていないかいつも見てしまうんですよね。
私は新倉庫とそこにいた人たちに成長させてもらったと思っています。
舞子の話にもありましたが、筑波のみんなは本当にいい人ばかりです。その人たちと新倉庫を関わることができました。
そこでは、陸上やトレーニングの楽しさや魅力を教えてもらいました。
私はもともと運動が得意ではないし、胸を張って陸上競技が好き!!と言えるほどではありませんでした。
しかし、みんなが自分の種目について熱く語る姿だったり、トレーニングのキツさを楽しんでいる姿を見て、私は「陸上競技」が好き、なによりそれ以上に、陸上をやりたいという共通点で集まり、目標に向かって努力する陸上競技部のみんなが好きなのだと確信しました。
新倉庫が私にもたらしたものは、競技に限ったことではありません。
新倉庫で種目や学年を超えてたくさんの人と関わり、話をすることで、いろんな価値観に触れ、いろんな世界があることを教えてもらいました。新倉庫から様々な世界に繋がった気がしました。自分の知らない世界を知っているみんなも本当に素敵で輝いて見えます。
そんな新倉庫には、“両インカレ男女アベック優勝” という文字が掲げられています。いつも他愛もない話をしながら頭の中にどこかにはこの目標があります。
後ろの壁に両インカレ男女アベック優勝とあるのがわかりますか?
新倉庫から熊谷へ。
新倉庫でコツコツと積み重ねてきたもの、育んできた絆を熊谷の空気と融合させ、Future Blue colorの化学反応をおこし、爆発させたいと思います。
かなり癖のある文章だったと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました。よければそこのあなたも新倉庫で「挙活」しましょう。
さてさて、次回のコラムは、先日PBを更新した綾野千優です!
孤独だった大学入学当初からちひろちゃんは本当に仲良くしてくれていました。一緒に朝練したこともありました。
オフの日に競技場に行くと、サングラスをかけながらひとり黙々と走っているちひろちゃん。その直向きな姿にいつも刺激を受けています。
その一方で、サングラスを外したオフの姿はギャグセンスが高く、授業で一緒になったときはいつも笑わせてもらっています。笑いすぎて何度呼吸困難になったことか。
次回のコラムは、果たして爆笑モノか?それとも綾野の真髄が見られるのか!?
ちひろちゃんにバトンパスっ!!!
西山藍那(にしやま らんな)
体育専門学群 4年
北海道/帯広農業高校
投擲ブロック/円盤投・砲丸投
競技会委員会