皆さんこんにちは!11月に入り、トラックシーズンも終盤を迎えました。寒い日が続きますので体調にはお気を付けください!
今回の対談は、跳躍混成ブロック3年の髙良と投擲ブロック2年の内田、中長距離ブロック2年の南田が担当いたしました。
今回の対談テーマは「シーズンオフ」です。自己ベストを更新した選手、悔しいシーズンになった選手それぞれの思いを語ってくれました。
是非、最後までご覧ください!
高孝美咲(たかこうみさき)
体育1年/投擲・ハンマー投/愛知・旭野
髙良彩花 × 高孝美咲
Q1.ハンマー投げのシーズンベストと自己ベストは?
高孝)どちらも8月末の東海選手権で出した50m99です!
Q2.今シーズンを漢字一文字に例えると?
高孝)「移」ですかね。
髙良)なるほど!なぜ「移」を選んだの?
高孝)高校から大学に進学するにあたって、愛知からつくばへと活動の場所自体が移ったことが一番大きいんですけど、競技をするフィールドも大学に移ったことが理由です。
髙良)確かにね!環境の変化や競技するフィールドが変わったことで大変だったこととか、上手くいったことはある?
高孝)しんどかったことは自炊です。実家にいるときは、ご飯を作る機会があまりなかったので、自分で作って食べてお皿を洗ってっていうのを毎日やっていると、世の中のお父さんやお母さんはこれに加えて仕事もしているなんてすごいなと思いました(笑)
しんどいことではありますが、「両親に感謝しなければいけないな」という思いが芽生えました。
髙良)環境が変わって大変な中でもベストを出せてるのは本当にすごいと思う!
高孝)それはもう先輩方に色々と教えていただいたり、同期の子たちが一緒に練習してくれるので、そこは環境が変わってよかった部分だと思います。
高校時代は、投擲を専門にしている選手が少なくて、高校から陸上を始める子も多かったので、探りさぐりやっていく感じでした。大学では、推薦で入部した選手は、私とは違う知識や練習法を持っている人がすごくいっぱいいるので、教えてもらったり一緒に練習したりして、こんな考え方があるんだとか、そんなところまで考えて練習してるんだっていう刺激をもらっています。そこも環境が変わってよかったな、楽しいなと感じている部分ですね。
Q3.冬季練習の目標は?
高孝)体重を頑張って増やすことです!
髙良)おぉ!やっぱり体重って大事?重い方がいいの?
高孝)そうなんですよね。
髙良)上限はあるけどって感じか。
高孝)はい!私は投擲選手にしては軽い方に入ってしまうので、「まぁまぁまぁ!」って言われるくらいには増やしたいです!(笑)
髙良)それは筋肉を増やしたり、食事をしっかりすることで増やしていくの?
高孝)そうですね。まず脂肪をつけて、トレーニングして筋肉に変えていくって感じですね。
髙良)痩せるのも大変やけど増やすのも大変やね。
高孝)ご飯の量を増やすか、食事の回数を増やすかのどっちかだねっていう話を先輩として、どっちもしんどい!って思いました(笑)
髙良)自分の限界を超えて食べなければいけないのがしんどいよね。食トレ的な感じ?
高孝)そういうこともしなければいけないなって考えてますね。
髙良)他はある?
高孝)今シーズンを通して5段跳びや砲丸のフロントバックなどの基礎的能力を目の当たりにする機会が多かったのですが、想像以上に苦手だと感じました。ですが、苦手なことが多いのは、まだまだ伸びしろがある証拠だと思うので、基礎的な部分を伸ばしていきたいです!
髙良)それこそ、跳躍もスプリントとか跳躍面は課題にしてるとこやから、冬季でもし時間が合ったら、是非一緒に練習しよう!
Q4.来シーズンの目標は?
高孝)55mくらいまで記録を伸ばすことと、夏までに日本インカレのA標準を突破すること、関東インカレと日本インカレの両方に出場することです。
髙良)おぉ!全カレのA標準はいくつ?
高孝)54mです!
髙良)だから55mが目標なんだね!
怪我無く冬季を乗り越えて、来シーズンも一緒に頑張ろう!今日はありがとね!
【あとがき】
終始笑顔で対談に協力してくれて、とても楽しい時間でした。
美咲ちゃんの冬季練習、来シーズンが上手くいきますように!
p.s.つくばの冬は寒いよ~
松村匡悟(まつむらきょうご)
体育3年/中長距離・3000mSC/栃木・佐野日大
内田萌奈 × 松村匡悟
Q1 .専⾨種⽬とそれの PB と SB はなんですか?
松村)専⾨種⽬は3000scで、両⽅とも8分44秒57です!
内⽥)それまでのPBはどのくらいだったんですか?
松村)それまでが⾼校の時の8分55秒がベストでした。全カレのときに3年ぶりに 11 秒更新できました!!
内⽥)11 秒はすごいです!
Q2 .今年1年を漢字で表すと何になりますか?
松村)「継」ですね。
内⽥)それはどうしてですか?
松村)⼤学1年・2 年とずっと故障が多くて、継続した練習をすることができなかったのですが、今年は 1 ⽉から⼀度も怪我せずに練習を継続することができました。練習の出来不出来の波はあったのですが、それでも練習を継続できたことがインカレで結果を出せたことにもつながったかなと思ってます。
内⽥)⻑距離だと駅伝シーズンとトラックシーズンがあると思うのですが練習が⼤きく変わったりもするのですか?
松村)主に春先は 1500mから⼊るので、冬季の終わりからはトラックでガンガンスピード練習をして、夏くらいからロードで 20km とか 30kmの⾛り込みに移行しハーフに向けた体作りをしていく流れですね。
内⽥)夏くらいからとなるとインカレのときにはもう⻑い距離をやりながらになると思うのですが、スピードも必要な種⽬をやっていて難しいなと思うことは無いのですか?
松村)あまり考えないようにはしていますが、今年のインカレのときも⼀ヶ⽉くらい合宿をしていましたし、そこでも 20kmなどの練習に取り組んでいました。⼀週間前くらいに帰ってきて最後の調整だけつくばで行いましたが、合宿がすごく良い流れでできてたこともあって調整も練習もうまくハマったので、自信を持ってスタートラインに⽴てたことが⼤きかったですね。
Q3.冬期練や来シーズンに向けた⽬標をお願いします。
松村)冬期練では、まずは怪我をせずにしっかり継続するってことで練習をあまり欲張りすぎるのではなく、必要な練習を的確に淡々とこなしたいです。来シーズンの目標は、関カレと全カレの 3000SC で表彰台に⽴つことと、箱根駅伝出場です。今年は予選会を突破できなかったので、最後にもなる来年は絶対突破したいと思っています!
内⽥)楽しみにしてます!ありがとうございました!!
【あとがき】
今回の対談で改めて継続することの重要性を実感しました。怪我をしないことはもちろんですが、「必要な練習を的確に淡々とこなしたい」という⾔葉が松村さんの強さを表しているように感じました。来シーズンの松村さんのご活躍を願っています。
深澤南(ふかさわみなみ)
社会2年/跳躍・走高跳/秋田・秋田高
南田航希 × 深澤南
Q1. 専門種目(走高跳)のPB、SBを教えてください!
深澤)自己ベストが1m55㎝で、シーズンベストが1m50です!
南田)なるほど! でも、あんまり女子の走り高跳び分かれへんねんな、(笑)身長跳べたら、おお!って思う(笑)身長はどれくらいですか?
深澤)165㎝です!身長跳びたいなって思います!
南田)高いね!身長が目標になるよね!では、次の質問に行きます!
Q2.今シーズンを漢字一文字で例えると何になりますか?
深澤)「難」っていう漢字です!
練習も試合も自分で計画を立てて、メニューを考えたりすることが難しくて、というのも、私は去年の10月に入部したので、去年のシーズンを経験していなくて、どんなふうに計画を立てればいいのか曖昧でした。
ありがたいことに、たくさんの方からアドバイスをいただくのですが、自分の中で何がしたいのか一本化できなかったこととか、試合で気持ちが作れなくて、自信も持てなくて、そういった気持ちのコントロールが難しかったです。
木越先生に「何も考えずに跳べ」と言われたことがあって、それまで試技のときに2,3個のポイントを意識して跳んでたけど、関東新人のときに何も考えずに試技したらうまくいったんで、そういうのも大事なんだなって思いました。
南田)確かに難しいシーズンだったみたいね、めっちゃ当てはまると思う(笑)
Q3.冬季練習で頑張りたいこと、来シーズンの意気込みを教えてください!
深澤)冬季練習では、走る距離を増やしていきたいです!
今シーズンは記録の波が激しくて、シーズンの出だしはよかったけど、夏は記録が落ち込んでしまって、、、その時に兄から「走る距離を増やしてみたら?」と言われて、距離をちょっとずつ増やしてみたら、後半シーズンは記録も上がってきたので、走る距離をちょっとずつ増やしていこうと思ってます!
あと、技術というより、コントロールテストのジャンプ系とかの基礎の部分を頑張りたいです!それと知識の部分でも、もっと人に教えられるぐらい増やしていきたいなって思ってます!
来シーズンは、自己ベストを更新したいです!
自己ベスト更新のための大きなポイントとして、踏切をした時の腕の使い方を見直したいです。今まで、あまり腕を使って跳躍ができてなくて、筑6のときに思い切ってシングルアームで振ってみたら、タイミングはおかしな感じだったけど、今までより腰が浮く感じがあったので、しっかりものにしたいです!
南田)すごいね(笑)やること一杯やけど、しっかりやりたいことが決めれてる!
自分事やけど、怪我しちゃって、冬季練習の計画を立て直さなくちゃいけないのよね(泣)
深澤)そうなんですね(泣)怪我には気を付けて冬季練習を頑張ろうって思ってます!
シーズン中はあまり痛みが出るようなことはなかったけど、練習を積んでる期間は、「あ、来たな」って感じで身体が重くなってるのが分かるので、頭を使って冬季練習頑張りたいです!
南田)いやー、本当にそうやで(笑)
深澤)伸び代はあると思うので、自己ベストをどんどん更新して身長の高さを跳べるようにしたいです!
南田)そうだね!いい目標だと思う!!それじゃあ、しっかり冬季練習頑張って、自己ベストを更新しましょう!
本日の対談は以上です、たくさん話ができてとても面白かったです!ありがとうございました!
今回の記事が髙良、内田、南田担当回の最後になります!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
担当:跳躍3年 髙良彩花
投擲2年 内田萌奈
中長2年 南田航希