【十人桐色2024】#3 「『つもり』は積もらない。『はず』は外れる。」堀内律子

何をしても満たされない。遊んだり、美味しい物を食べたり。誰とどんなに楽しいことをしてても、何か足りないし、上の空。怪我や技術の狂いに焦って、地に足がついておらず、日々が過ぎていく。そう感じる時は大抵、競技がうまくいっていないとき。競技人生の中でそういった時期は何度かありました。今回は長い。

今年は中々スタートが切れず、前半シーズンはダラダラと終わってしまいました。言い訳をしていることも多かったと思います。学生最後の年、「まだ陸上を続けたい」という私に父は、「これだけ頑張って無理ならやっぱり無理だよ。才能がある人には勝てない。」と言いました。悔しいとかはなく、結果を出さないと何も言えないと思うだけでした。頑張ってて強くなれるなら、自分だけじゃなくてみんなもっと強くなってると思います。強くなることをしてるから、強くなる。今までの、今の自分はどうだったかなと。「つもり」ばかりで、中身がないことばかりだったのかも。4年間を振り返ってもっと出来たと思うことばかりです。これからもどれだけやっても、振り返るとそう思わないことはないと思います。だから今の瞬間、ほんまに全力出せてるかだけを考えようと

何を言っても行動が全て。自分がしたことが自分に返ってくる。そして、多くの人にとっては目に見える結果が全て。何のために競技してるかって、結局自分が気持ち良くなる為。それが結果的にチームに貢献したり、誰かを喜ばせたりする。なのに今年は勝手に人目を気にしてたなあ。最近そんなことを考えていました。学生が終われば、競技を続けたいと言って続けられるものじゃない。四年前のプランでは今頃もっと強くなってるはずだったのですが、あまりにも甘かったです。

今年は、「堀内律子大丈夫か?」と思わせることが多かったかもしれないです。けど、まだいけます。もう少し待ってください。口だけ星人にならないように、しっかりね。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。相変わらず支離滅裂。誰かというより、自分に向けて書き連ねました。ちなみに今回のタイトルは中学生の頃の先生の言葉です。本当は全然違うテイストの文章を1週間前に提出したのですが何か足りないと思い、書き直し。広報さんいつもありがとう。


堀内律子(ほりうち りつこ

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国際総合学類4年

大阪府/生野高校

投擲ブロック/やり投

データバンク委員会

2023-24年度 副主将