改めまして、副主将及び女子代表に立候補し任命されました、投擲ブロック3年齋藤乃彩です。日を重ねるごとに少しずつ、私達の代になったことを実感するにつれその重みを感じるようになると同時に責任感が芽生えてきています。さて今回は、なぜ私が副主将及び女子代表に立候補したのかという理由を、この場を借りて私自身の紹介も含めて話させていただこうと思います。よろしくお願いします。
(バレーボールの授業で1年生Tシャツを着ている写真)
私が立候補した理由は「再び筑波大学陸上競技部という名を全国に輝かせたい」という強い思いがあるからです。この言葉は、11月の役員選挙でもお伝えしましたが、私の全ての思いを端的に表していたので、今回はその背景について少し深掘りして話を書ければな、と思います。
歴代の主将や副主将、女子代表にやり投げ選手が多いこともあり、これまでの3年間で連覇を達成した年代の先輩から前副主将の律子さんに至るまで、ありがたいことに幅広くお話を伺う機会がありました。その中で私が強く感じたことは、「縦のつながり以上に横のつながりが深い代こそ、強い集団になれる」ということです。
(大好きな先輩3人)
縦のつながり、つまり先輩・後輩の関係は、先輩から知識や経験を受け継ぎ、後輩がそれを学び競技力を高めていくため重要です。しかし、横のつながり、つまり同期同士の関係がより深い集団は、さらに強い組織をつくるということです。なぜなら、同期こそが「なんでも言い合える1番の仲間」だからです。中には、先輩になんでも言えるよって人がいるかも知れませんが、全員が平等な立場で本音をぶつけ合えるのは同期ならではだと私は思います。この「言い合える関係」というのは、互いに褒め合うだけではなく、厳しい言葉を投げかけることも必要であり、言うからには自分自身にもさらに厳しく向き合うことであると思います。この関係こそがチームで1つの目標を掲げている以上、全員で競技力を向上させる原動力になるのだと、多くの方との対話を通じて気付かされました。
そして、この仲良し子良しではない関係が、同期だけでなく各ブロックに、そしてチーム全体にも広がっていけば、結果として「筑波大学陸上競技部という名が全国に輝く」と信じています。
要するに「他人に厳しく、その分自分にも厳しく」です!こんなに偉そうに言っている私自身ですが、正直これが苦手です。だからこそ、先頭に立つことでこの課題に真正面から向き合い、自分+チーム全体を強くしていきたいと思ったのが、立候補した大きな理由になります。
(長縄跳び後の集合写真)
ところで皆さんは、自分の中で「大切にしている言葉」というのはありますでしょうか?それは、恩師からいただいた言葉や、先輩・友人・家族など身近な人からかけられた言葉、SNSで見つけた言葉など、人それぞれだと思います。
私自身が大切にしている言葉というのは、「一へのこだわり」という言葉です。この言葉は高校生の頃に他校の野球部が掲げていた言葉であり、「これだ!」となったのがきっかけです。
「やるからには一番を目指したい、誰にも負けたくない」。この一心で陸上競技と日々向き合っています。この純粋で単純な気持ちを、陸上競技をしている以上失ってはいけないことだと私は思っています。ここで皆さんに伝えたいことは、自分の中で大切にしている言葉をこれからも忘れることなく心に刻みながら陸上競技と向き合って欲しいなと思います。そうやって、1人1人が陸上競技に対する情熱を今よりも更に持ち続けていくことが、チームの最大目標である両インカレ男女総合優勝につながる1つの方法だと思っています。
そして来年、両インカレの舞台で勝って宣揚歌を響かせられるよう、チームをまとめる立場としての責任を全うし、全力を尽くしていきます。
1年間どうぞよろしくお願いいたします。
まずはこの冬季、怪我なく練習を積むことができるように頑張りましょう!!
最後に…
同期のみんな、自分たちの代で『最強の筑波大学』を取り戻そう。
できる・できる・できる!!
まとまりの無い話になってしまいましたが、最後まで見ていただきありがとうございました。
(7年目の付き合いになる有汲と何も言わずにこの揃い感)